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2022.02.23
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2019.10.08
うだるような暑さも落ち着き、過ごしやすい気候になってきましたね。
少しずつ、色が変化してゆく木々をみていると秋の足音が聞こえるような気がします。
秋といえば、『○○の秋』という表現がありますよね。
読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツ秋、、、皆さんは何を思い浮かべますか?
今回は『芸術の秋』と『食欲の秋』に焦点を当て、この時期おすすめのお散歩コースをご紹介しようと思います。
舞台は表参道。
表参道は、ハイブランドのお店が立ち並ぶショッピングストリート!
というイメージがあると思いますが、実は美術館やアート関連の施設も多いのです。
本記事では、根津美術館からサニーヒルズ表参道を経て、表参道ヒルズのカフェまで、たっぷりと1日遊べるコースをご紹介します!
そして後半には、クリスマスイルミネーションもご紹介していますので、是非最後までご覧ください。
<目次>
【参考URL】
表参道駅A5出口から徒歩8分。緑豊かな並木通りを抜けた先にある根津美術館。
こちらの美術館には実業家 初代根津嘉一郎の古美術品コレクションが展示されています。
「衆と共に楽しむ」という初代嘉一郎の遺志により、昭和16年(1941年)に開館しました。
建物は竹林に囲まれており、表参道にいることを忘れてしまいそうな光景。正面口から玄関に続く廊下がなんとも印象的で、一気に惹きつけられます。
根津美術館には、国宝、重要文化財、重要美術品94件を含む日本と東洋の古美術約7,400件が収納されており、時期によってテーマを変えた展覧会が行われています。
この日は『美しきいのちー日本・東洋の花鳥表現ー』という新創開館10周年記念の企画展が行われていました。
中国と日本における花や鳥、その他さまざまな動物が描かれた作品が並んでおり、生命感溢れる美しさを歴史と共に感じることができます。
2009年に新創された本館は、建築家の隈研吾氏の設計によるもので、延床面積4000平米と従来の約2倍の広さとなっています。
大屋根が印象的な建物の中には、趣の異なる6つのギャラリーがあり、絵画・書籍・青銅器・茶の湯の美術など、それぞれの特性に合わせた展示が可能となっています。
本館を抜けると広大な日本庭園に繋がっており、そこにはファッションストリートとは全く違う、静かな空間が広がっています。こちらの庭園は17,000㎡を超える広さとのこと!まさに都会のオアシス。ゆったりした時間が流れています。
お昼は庭園内にある『NEZU CAFE』でいただきました。ガラス張りの店内は、まるで森の中にいるような感覚に陥ります。
店内には木漏れ日が注ぎ、とても幻想的。
この場所にはかつて、暖炉のあるサンルームがあったようです。
さっそく席につき、B.L.T.サンドイッチとミートパイ&サラダをオーダー。
サンドイッチはかなりのボリューム!ベーコンの塩味があるので、余計な調味料が入っていなく自然な味でおいしくいただきました。
ミートパイはシングルとダブルの2種類から選べます。外はサクサク、中のお肉は優しい味でどこか懐かしい感じ。
せっかくなので美しい緑を背景に写真を撮りたかったのですが、混雑していて窓際の席をゲットできず断念・・・
平日にもかかわらず、外国人旅行客も含め、たくさんの方が利用されているようです。
時期によってテーマを変えた展覧会も行われている根津美術館。
お料理もおいしく、自然豊かな静かな空間で、とても落ち着いた時間を過ごす事ができます。
四季折々の風景を見せてくれる庭園やカフェと共に、何度でも楽しむことができます。
開館時間:午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日・展示替期間・年末年始(ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日)
入館料:特別展(オンライン:一般1500円、高校生以上の学生1200円/当日券:一般1600円、高校生以上の学生1300円)
企画展(オンライン:一般1300円、高校生以上の学生1000円/当日券:一般1400円、高校生以上の学生1100円)
*小中学生以下は無料
駐車場:9台(うち身障者優先駐車場1台)
*ペットの持ち込みは不可/すべての敷地内での飲食喫煙、携帯電話の使用・作品撮影不可
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅下車 A5出口より徒歩8分/都バス渋88 渋谷~新橋駅前行(南青山6丁目)駅下車 徒歩5分
URL: 「根津美術館」 https://www.nezu-muse.or.jp/
自然を感じさせる都会の中の小さな森を根津美術館で芸術鑑賞+ランチの後向かったのは、台湾で有名な自然素材を使ったパイナップルケーキを取り扱う、『サニーヒルズ』です。
圧倒的な存在感を放つ建物は根津美術館と同様に隈研吾さんが設計を担当したそう。イメージして設計された建物は、地獄組と呼ばれる伝統的な技術で作られています。
一度入ってしまったら二度と抜け出せない地獄のように、地獄組とは、組んでしまったら二度と分解することができないそうです。
日本の大工さんの持つ、繊細な技術ならではの技と言えますね。
店内に足を踏み入れるとどこか別世界へ迷い込んだよう。かわいいりんごのディスプレイと優しい店員さんが出迎えてくれました。
ほんのりとヒノキの香りが漂い、組木から漏れる陽の光は正に『森』といった印象です。
1階は商品販売スペース。2階はカフェスペースになっています。
なんと!こちらではケーキとお茶のサービスをしていただけます。
自分の家に来てもらった時のようにお客様をもてなしたい、台湾の文化を知ってほしいというお店の思いがあるとのこと。
販売しているケーキはパイナップルとりんごの2種類。
好きな味を選ぶと、店員さんがそれぞれに合ったお茶を淹れてくださいます。
ケーキは自然素材にこだわり、添加物も使用していない為、お子さんでも安心して食べることができます。
私たちは、パイナップル・りんごを一つずつお願いしました。
パイナップルケーキは日本人の好みに合わせて、台湾とは作り方を変えているそうです。パイナップル本来の甘みが感じられました。
りんごケーキは日本オリジナルの商品で、青森産の紅玉を使用しています。りんごの程よい酸味としっかりとした実の歯ごたえが特徴的でした。
単品で頂いてももちろんおいしいのですが、お茶とのマリアージュがまた最高!
お茶のお代わりまで頂いて、のんびりくつろいでしまいました。
『パイナップルケーキは台湾で「幸せを招くお菓子」として大切な人へのギフトに使われてきた』そうです。
サニーヒルズ表参道でパイナップルケーキを食べ、本当に幸せな気持ちになりました。
帰りにケーキと茶葉をセットで購入!かわいいショップバックに入れてもらい、大満足。
まさに、都会の中の癒し空間です。
住所:東京都港区南青山3-10-20
営業時間:11時から19時まで
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅より徒歩5分
根津美術館、サニーヒルズの後は表参道ヒルズでお買い物♪
そろそろおやつの時間ということで、2019年7月に表参道ヒルズにオープンした、ウェルフードマーケット&カフェ「imperfect」に行ってきました。
「私たち生活者のみならず、世界や社会にとってもWell(よい)」という意味を込めた「ウェルフード&ドリンク」を提供されています。
店内に入ってみると中央には長テーブルが設置されており、カフェとしても利用可♪スタイリッシュだけとどこか素朴で、一人でも気軽に立ち寄りやすい居心地のよい空間です。
今回はアイスクリームとコーヒーをオーダー。
まず、アイスを買おうといざキャビネットの前へ!色々な味があってなかなか決められずにいると、試食を勧めてくださったのですが、それでも決められずにいると、、、迷っているフレーバーをすべて試食させてくれました!なんとも優しい。。
トッピングは4種類のナッツをかけ放題!ココア&スパイスチャイ、セサミ&ブラウンシュガー、ハニー&オレンジ、レモン&ジンジャーと風味豊かな美味しさが味わえます。アイスが甘すぎないのでどのナッツをトッピングしても相性抜群です。
ドリンクコーナーでも、バリスタが丁寧に味の説明やおすすめの飲み方を教えてくださり、普段コーヒーをあまり飲まない私でも美味しく頂けそうな商品をチョイスできました!
今回オーダーしたのは、ナッツバターラテ
ナッツの風味が感じられる優しい味です。半分はそのまま味わい、残りの半分はナッツバターを入れて味を変えられるのも魅力的♪
店内には大きなBOXがあり、環境・教育・平等の3つのテーマから自分の支持するプロジェクトを選び、チップで投票することができます。
一定数の票が集まったプロジェクトから実行されていくシステムのようで、プロジェクトに対しても真剣度が伝わってきます。
ただ美味しいものを飲み、食べただけなのにちょっといいことをした気分になってしまうカフェでした♪ナッツやチョコレートは量り売りでお土産にすると喜ばれること間違いなしです!
住所:東京都渋谷区神宮前四丁目12-10表参道ヒルズ同潤館1F
営業時間:11時から21時(日曜日のみ20時閉店)
TEL:03-6721-0766
表参道には有名な通りがあり、その通りには有名なブティックや洋菓子店、レストランが軒を連ねます。
みゆき通りは、表参道の有名な通りのうちの一つで、表参道の交差点から根津美術館までの通りをいいます。
プラダやミュウミュウ、イッセイミヤケと、世界的なブランドが旗艦店を構えます。
みゆき通りは「御幸通り」とも呼ばれ、戦前に天皇が明治神宮へ参拝されるときの行幸通りとして造られたと言われています。
みゆき通りから表参道交差点を抜け、明治神宮へと続く道は、確かにとても雰囲気がありますね。
秋を過ぎると、待ちに待ったクリスマスシーズンが始まります。
表参道イルミネーションは散歩コースとしても最適。2021年の表参道イルミネーションをご紹介します。
2021年12月1日から26日まで、表参道イルミネーション2021が開催。
東京都や関東の人気イルミネーションランキングでは第3位と、屈指の人気を誇るイルミネーション・イベントです。
ケヤキ約150本がシャンパンゴールドの光を輝かせる景色は、まさに圧巻です。
夜の散歩には、大変おすすめのイルミネーションです。
表参道ヒルズ内にあるクリスマスツリーもとても素敵です。
2021年は、11月11日から12月25日まで「OMOTESANDO HILLS CHRSTMAS2021」が行われており、11時から23時の間、20分毎に約2分間の特別演出が行われます。
2021年の冬は「100 twinkle sounds ~未来へのファンファーレ~」をテーマに、高さ7メートルのオーセンティックなクリスマスツリーが飾られます。
ツリーの装飾には100本のリユース管楽器、丸い雲のような光るボール、メタリックのボールオーナメントなどを使用しています。
20分毎に行われる音と光の特別演出は、クリスマスソングに合わせイルミネーションが吹き抜け空間全体を輝かせます。
散歩スポットとして、大変おすすめです。
同じビル内の3FにはROCKET(ロケット)というアートギャラリーがあり、モード界で活躍する様々なジャンルのクリエイターの作品が展示されています。1~2週間ごとに変わる企画内容なので、足を運ぶたびに楽しめますよ。
営業時間:11時から20時
住所:東京都港区南青山3-14-10
*2021年1月17日よりしばらくお休み
表参道エリアでも南青山エリアは少し変わった趣があります。
南青山エリアには、”骨董通り”という名称で親しまれる通りがあります。
オシャレなブティックや個性的なレストランが軒を連ねますが、小原流会館やニッカウヰスキー本社といった、この街の歴史を見てきた建物もあります。
散歩コースとしても、楽しめる通りです。
骨董通りとは、国道246号線、通称青山通りの南青山5丁目の交差点から六本木通りの高樹町交差点を結ぶ道路の通称です。
正式には「南町通り」という名称ですが、「青山骨董通り」として覚えている方も多くいます。
小原流会館やニッカウヰスキー本社といった建物があるこの通りには、かつて骨董品店がおおく集まるようになったため、「骨董通り」と呼ばれるようになりました。
骨董通りを恵比寿方面へ進んでいくと、住宅街や個性的な名店があります。
ニューヨークの”Blue Note”を本店にもつ、1988年にオープンしたジャズの名店です。東京でも多様なジャンルのトップ・アーティストたちが演奏してきました。
1988年のファーストステージは、トニー・ベネットが華やかに飾り、それ以降約30年以上にわたり多くの人を魅了してきました。
1996年にはナタリー・コールやB.B.キング、2004年にはヴァネッサ・ウィリアムズ、2014年にはチャカ・カーンと、世界的な大物シンガーが演奏を行ってきました。
散歩のついでに立ち寄るというわけにはいきませんが、是非最高のジャズセッションで、夜の素敵な時間を過ごしてみてください。
【営業案内】
骨董通りを少し住宅街に入ると、岡本太郎記念館があります。
ここは、岡本太郎が84歳で亡くなるまで、住居兼アトリエとして使用した空間です。1954年から1996年まで、約42年にわたった生活し、様々な名作を生みだしてきた場所です。
是非散歩がてら、立ち寄ってみてください。
【営業案内】
ご紹介致しました、『芸術の秋』と『食欲の秋』に焦点を当てたお散歩コースはいかがでしょうか?
ご紹介した美術館やショップ以外にもたくさんの魅力が詰まった表参道で、是非素敵な時間を過ごして下さいね。
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最終更新日:2022年4月1日
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