内装・間取り
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内装・間取り
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家族4人暮らしに必要なマンションの広さはどれくらいなのだろう…?と疑問に思ったことはありませんか?
「広ければ広いほど良いなあ」
「収納はできる限り大きく取りたい!」
というご家族も少なくありませんが、快適な毎日を過ごすのに必要な要素は「広さ」だけではありません。一般的に、広ければ広いほど物件価格は上がってしまいますし、管理の手間も増えるものです。
またマンション購入を検討する場合、立地はとても重要な要素ですが、駅に近くなればなるほど価格が高くなる事が一般的です。しかし通勤や通学を考えるとあまり駅から遠くはなりたくない場合は、広さを妥協することが検討されます。
今回はそういった方に、親子家族四人が快適に暮らせる『狭さ』の目安として、55㎡~65㎡で3LDKのレイアウトで暮らせるスタイルをご紹介します!
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3LDKのマンションはファミリー層やゆとりをもって暮らしたい夫婦やDINKSに人気の間取りです。
では3LDKの間取りの特徴はどのようなものでしょうか?
3LDKとは、リビング・ダイニング・キッチン以外に3つの居室がある間取りのことです。
同じ3LDKでも、LDKの部分と各部屋の広さは物件によって異なります。ただし、3LDKとして不動産表示する場合に、LDKに必要な最低限の広さは、「10畳以上」と不動産公正取引協議会連合会によって定められています。
【参照】不動産公正取引協議会連合会:不動産の表示に関する公正競争規約施行規則
家族が過ごすリビングダイニングに加え、3つの居室があるという点が3LDKの特徴です。3人から4人家族のファミリーにとっては、需要の多い間取りとなります。
都心部のマンションでは、平均的な広さは60平米から70平米代となっています。都心部で条件の良いマンションで、さらに広さを求めると価格がどんどん上がっていってしまいます。
このため、販売価格を抑えて3LDKの部屋を販売する場合、どうしても広さが狭くなってしまいます。
4人家族に考えられる主なお部屋の割り振りは、
のパターンが多くなっています。
子供が同性で、リビングで勉強する場合は、「子供2人で1部屋」という使い方をする家庭も多くあります。
子供2人が異性の場合は、年齢にもよりますが、部屋を分けるケースが多くなっています。
3人家族の場合は、1部屋を夫婦の寝室、1部屋を子供の部屋、1部屋をワーキングスペースにする場合が多くなっています。
自宅で仕事をされる方は、1部屋を仕事部屋にすることで、プライベートと仕事のメリハリが付けられるため、3人家族でも3LDKは人気です。
また家族によっては、家族3人が1部屋ずつ使うというケースもあります。
これは夫婦の生活スタイルが異なる場合(例えば夫は深夜まで自宅で仕事し、妻は朝早く出社する、といった場合)や、夫婦が結婚してから一定期間が経ち、お互いプライベート空間が欲しい場合に多く見られます。
4人家族で3LDKの間取りを使う場合のメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。
3LDKの間取りのデメリットもあります。
上記の通り、3LDKの間取りにはメリットもデメリットもあります。
以下で具体的に事例をご紹介しますので、メリット・デメリットを確認していきましょう。
mitaina(ミタイナ)では、東京23区のさまざまなリノベ済みマンションをご紹介しています。これまでご紹介した物件のなかから、55㎡~65㎡で3LDKの家族4人が暮らす家、をテーマにどんなレイアウトがあったかピックアップしてご紹介します。
意外とゆったりした暮らしがイメージできるのではないでしょうか。
60㎡台の3LDK物件、実は豊富に選択肢があります。
例えば各居室の広さはこのような形になります。
LDK…10.6畳
洋室1…6.1畳
洋室2…4.2畳
洋室3…5.0畳
しかも各洋室にはそれぞれクローゼットがあり収納力も十分です
「4.2畳の部屋は寝室として使えるかしら…?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、シングルベッドは一畳半分くらいですから、残り3畳弱程度はスペースが残ります。子どもの個室として、または仕事部屋にもおすすめの小ぢんまりとしたサイズ感。または同性の兄弟なら、2段ベッドを置いて寝室として使い、勉強机はリビングに隣接した5.0畳の洋室に置けば、光熱費の削減にも一役買いそうです。
LDKが10.6帖と狭い区感じますが、洋室3の間の引き戸を開放すれば、こんなひろびろリビングとしても使えます。
mitainaでは、入居後がイメージできる内装事例をCGで作成しているので、ぜひ参考にしてください!
同じく6.151平米の3LDKです。
ウォークインクローゼットとクローゼット(3か所)に配置しているため、うまく収納すれば4人家族でも部屋割りが可能な部屋です。
実際に住むうえで、収納をうまく活用することはとても重要です。
収納を有効活用することで、追加の家具を設置することなく、部屋を十分に使用することが可能です。
【物件詳細】東駒形ハイデンス 「駅から4分、下町っぽさを感じる立地」
62.07平米の3LDKという間取りですが、リビングダイニングが部屋の中心にあるため、4人家族が顔を合わせやすいレイアウトになっています。
特に4.2帖の洋室2と5.8帖の洋室3は、扉を開けばLDKと一体化し、とても開放的な部屋へと変化します。
【物件詳細】ナイスアーバン千駄木 「下町情緒あふれる街と、家族があつまるLDK」
できるだけ購入費用は押さえたい方、将来的には賃貸に出すことも検討されている方なら、3LDKではなく2LDKを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
LDK…11.8畳
洋室1…7.0畳
洋室2…5.2畳
7畳の個室があれば、その一部屋を子ども二人で分けて子ども部屋として活用しても十分な広さですので、レイアウトや使い方次第では4人家族でも暮らすことが可能です。
リビングダイニングキッチンは11.8畳、この大きさがダイニングテーブルとソファという「一般的な組み合わせ」のインテリアを置けるギリギリの広さです。
ダイニングテーブルは円形がスペースを有効活用しやすいですよ!
3LDKでも、廊下のスペースが少ないレイアウトになればリビングが広めにとれるという例です。
LDK…13.0畳
洋室1…5.0畳
洋室2…4.5畳
洋室3…5.0畳
このタイプのお部屋で多いのが、「田の字」に配置されたレイアウト。LDKまでの距離が短いため、廊下が短くなり、そのぶん居室の面積が大きくできます。
4人家族で小さなレイアウトを活かす場合は、とてもおすすめです。
また、このタイプのレイアウトは、収納がもともと押し入れサイズで大型なことが多いのもうれしいポイントです!
【mitaina】3LDKのリノベーションマンション物件一覧
現在60平米前後の2LDKのマンションに住んでいる人でも、子供の出産や在宅ワークの増加で、3LDKへのリノベーションを検討しているケースも多いかと思います。ここでは、リノベーションする際のプランニングで大事なポイントを解説します。
リノベーションのプランニングをする際、これから変化していくライフスタイルを具体的にイメージする必要があります。
2LDKから3LDKへリノベーションにする場合、どうしても1部屋あたりの面積は狭くなりますが、本当に将来を見据えた場合に3LDKにする必要があるのか、という問いから始めるようにしましょう。
子どもが2人いる場合、小さい頃は子ども部屋を分ける必要はありません。しかし、子どもの成長と共に子ども部屋が2部屋必要になるケースもあります。
子供が小学生になってから大学を卒業するまでの期間は16年。リノベーション費用をかけてでも、部屋数を増やす必要があるのか、を考えるようにしましょう。
子どもが独立した後に夫婦2人になった際、空いている部屋を趣味や収納の部屋として活用するなど、部屋の用途を変えることも可能です。どのような生活を送りたいのかを考え、家族全員にとって心地よい生活を実現できるように希望を整理しましょう。
3LDKのリノベーションは、部屋数が多いのでお部屋ごとの用途を考え、どのようにリノベーションを行うのか整理する必要があります。
たとえば居室は、寝室や子ども部屋、仕事部屋、収納部屋などさまざまな用途があります。住む人全員のライフスタイルや、生活動線を確認しながら内装のデザインを考えましょう。
また、壁紙や床の素材など、理想のデザインを明確にイメージすることも大切です。打ち合わせでイメージを正確に伝えるために、好みのお部屋の写真や絵を用意しておくのもおすすめです。
リノベーションの費用を借入する場合、住宅ローンよりも金利が高くなります。このため、「自己資金でどのくらい用意できるか」「ローンでいくら借りられるか」など、具体的な予算を検討しなければなりません。
おおよその予算が固まったら、リノベーションでやりたいことの優先順位を決めておくとよいでしょう。
ただし、リノベーションでやりたいことを全て実現しようとすると、予算内に収まらないケースがあります。その場合は、「やりたいことの断念」や「代替え案」「予算の引き上げ」などを検討します。
それでは、3LDKをリノベーションする際の費用の相場について見ていきましょう。
部分リノベーションとは、お部屋の一部や間取りを変える工事をすることです。3LDKにリノベーションする場合、単純に間仕切りを新設するだけではありません。既存の部屋の撤去や、場合によってはトイレやキッチンなどの水回り設備の移動も視野に入れたほうが良いかもしれません。
ここでは部分リノベーションに伴う、一般的な費用相場を記載します。
※素材や機能性にこだわる場合は、記載した金額よりも高くなる可能性があります。
部分的にリノベーションするよりも、一度スケルトン(既存の部屋の間仕切りや設備をすべて撤去)状態にして、0から部屋を作ったほうが、良い間取りになる場合もあります。
60平米のマンションをフルリノベーションする場合、700万円から1200万円程の予算がかかるケースが一般的です。
この金額の差は、選ぶ設備機器(キッチンやトイレ、床材等)や、そのマンションの部屋の構造、発注する時期にもよります。
例えば部屋を解体してみたら、想定していなかったことが起こり、施工に追加で日数がかかるという場合は、費用が増加になります。
また発注時期が繁忙期で混み合っている場合は、より多くの費用が掛かるケースもあります。
もともと2LDKの部屋でしたが、広めのリビングに和室をつくることで、3LDKへとリノベーションした事例です。
まだ子供が小さかったため、昼は遊び場兼勉強部屋、そして夜は書斎として使用するために1部屋追加したいという希望でした。
こちらの事例では、もともと和室が好きだったご夫婦の意向や、完全に部屋にしてしまうのではなく、開閉式の扉を作ることで、より自由度の高い3LDKへとリノベーションしました。
<リノベーションでリビングに和室を追加>
こちらの事例は、65平米以下の2LDKをリノベーションした事例です。
もともとの間取りを活かすよりは、一度スケルトン状態にして、0から作り直しました。
スケルトンにすることで間取りの自由度が、一気に高まったため、5畳の部屋と5.4畳の部屋という、少し狭めの部屋を3室つくることができました。
当初はこの広さで3LDKにすることは難しいと考えていたため、引っ越しも視野に入れていました。
しかしフルリノベーションで、間取りごと大きく変えることができたので、満足しています。
ミニマリストを目指したいわけではないし、どちらかというと捨てられないタイプ。子どもにもできるだけ個室の環境を用意してあげたいのに…。
こんなふうに、少し小さなお部屋に不安を感じている方にお勧めなのが、もっと小さなお部屋にさまざまな工夫で暮らしている家族をピックアップして紹介している本です。
「55㎡までの心地よいコンパクトな暮らし」著:大橋史子 朝日新聞出版
この本で紹介されているお家は38㎡、49㎡、50㎡…といった具合のコンパクトさ。そのなかで心地よく暮らすための収納方法やインテリアが実例で紹介されています。
写真点数も多く、実際に暮らしている部屋で、インテリアがある状態なので、暮らしのイメージが湧きやすいのが魅力です。
このほか、これらの本もおすすめですよ!
「あえて選んだせまい家 (正しく暮らすシリーズ)」著:加藤 郷子 ワニブックス
「真上から見た 狭くて素敵な部屋カタログ」著:大山 顕 宝島社
「ものが多くてもできるコンパクトな暮らし」著:さいとうきい すばる舎
ひとつ、注意していただきたいことがあります。
それは、「延べ床面積」は一つの目安でしかないということです。
不動産情報サイトでは、多くの場合絞込検索が可能です。そのときに「60㎡」と入力してしまえば、59㎡の物件は絶対にヒットしません。
住みやすさ、居心地の良さは「1㎡」の大きさの違いだけで決まるのではなく、間取りや日当たり、収納の配置や各部屋のバランスによっても大きく異なります。
日中に家で過ごす時間が長い家族が多いか、夜中心の過ごし方になるのかなど、ライフスタイルによってリビングが広い方がよいか、部屋数が多い方がよいのか、も変わってきます。
また逆に、キッチンやお風呂の設備は後からリフォームして変更することも可能ですが、部屋の広さは変更するわけにはいきません。
広さで絞り込みをするときは、想定しているよりも「プラスマイナス10㎡」幅を持って検索し、単純な広さだけではなく「自分たち家族の心地よい暮らし」が実現できるかどうかをチェックしてください!
「意外と候補となる物件がたくさんあって、どれがいいか自分たちで優先順位を付けるのが難しい…」とお感じになられたら、mitainaまで、お気軽にご相談お待ちしております!
今回は、4人家族で住むマンションの3LDKの特徴やリノベーションにかかる費用、プランニングについて解説しました。3LDKは、家族のニーズに合わせてさまざまな用途で使えるので、家族全員の希望を話し合い、しっかり整理することが大切です。
また、3LDKのリノベーションをする際は、メリット・デメリットを把握してライフスタイルに合ったリノベーションのプランニングを行いましょう。
mitainaにはおしゃれにリノベーションされた物件も多数そろえているのでぜひご覧になってくださいね。
mitainaでは厳選した3LDKのリノベーションマンションをご紹介しています。
実際に取材スタッフが一件一件、丁寧に取材していますので、是非参考にしてください。
ファミリーにおすすめ50平米から69平米までの部屋一覧はこちら
リノベーションでは、お部屋を自分好みの内装やデザインに変更できます。しかし、予算の関係で全ての希望を組み込めず、妥協しなければならないケースも少なくありません。
リノベーションをお考えの方は、マンションの立地や住み心地などを考慮して、よりよい環境の新しいマンションに住み替えるのもおすすめです。住み替えなら売却益で資金をまかなえるので、自己資金の用意が不要になることも。
また、大規模なリノベーションを検討している場合、中長期的にみると住み替えの方がお得になるケースも。工事期間の仮住まいも不要で、入居までの期間も短縮できるのも大きなメリットですね。
mitainaでは、住み替えを検討されている方に向けて、現在住んでいるマンションの売却をお手伝いする「mitaina VR」というサービスを提供しています。
「mitaina VR」とは、現在お住まいのマンションの図案と現地調査で空室状態のCGを作成し、お部屋の魅力を最大限に活かして売却しやすくするサービスのことです。。
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更新日:2022年1月3日
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