リノベーション知識
おしゃれで使いやすいキッチンリノベーションのポイント!費用相場や注意点・事例についても解説
2021.10.19
リノベーション知識
2021.11.01
自分たちのライフスタイルに合わせたおしゃれなお部屋作りが可能なリノベーション。「新築マンションに憧れはあるけど、費用や立地を考えると中古マンションやリノベーションマンションも気になる!」という方も多いと思います。
本記事では、そんな中古マンションをリノベーションするさいのメリット・デメリット、検討するときの注意点を徹底解説していきます!
そして後半部分では、リノベーションマンションとの比較も行います。
内見するときに気にして欲しいポイントもたくさんあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
中古マンションを購入してリノベーションするのは、新築マンション購入と比較してどのようなメリットがあるのでしょうか。
中古マンションは新築マンション購入に比べ、予算をかなり低く抑えられます。東京カンテイの「マンションデータ白書2020」によれば、首都圏の新築マンション平均価格は6,055万円、中古マンションの平均価格は3,487万円です。中古マンションを購入後、仮にリノベーション費用に1,000万円かけたとしても、価格の差は約1,500万円以上も開きがあることがわかります。
不動産価格はこの5年から10年ほど上昇傾向が続いています。新築物件は当時から平均価格が約1,000万円、中古物件は約400万円上がっています。この上昇率を見ても、中古物件が新築物件よりも購入しやすい価格帯を推移していることがわかります。中古マンションを購入する上で、この価格の安さは大きな魅力の一つといえます。
首都圏の駅近で便利な主要エリアには、多くの場合、中古物件が既に建っています。新築物件を建てられる用地は限られているため、人気エリアで探そうとすると選択肢がかなり限られてきます。アクセスや、子育てに便利なエリアなど場所にこだわるのであれば、一度中古物件を視野に入れて検索することをおすすめします。確実に選択肢が増えることでしょう。
自由に間取り設計ができるのは、注文住宅の戸建てを建てるか、中古物件を購入してリノベーションを実施するかの2パターンがあります。
例えば、60㎡のお部屋の場合、2LDKや3LDKの間取りが多いですが、ライフスタイルに合わせて潔くワンルームにリノベーションをすることも可能です。
大胆な間取り変更により自分たちの理想通りの家が出来上がると、愛着もあり、長く大切に暮らしたいという思いもでてきます。リノベーションをきっかけにDIYに目覚めて、自分で壁の色を変えたり、棚を取り付けたりしているという方もいらっしゃいます。
マンションは新築後約30年を目処に価格の下落がなだらかになります。このため、築30年以上の物件を購入した場合、比較的資産価値が下落しづらいということがあります。
こちらのグラフを見ると、築25年くらいまでは価格が下がり続けていますが、26年目以降については価格が横ばいになっていることがわかります。
一定期間後に後売却することになっても、建物部分の価値下落が少なくなるため、購入時の金額と差額が少なくなるケースも多々あります。
言い換えると、新築で購入して販売時に価格が大きく下落するよりも、価格がすでに下がっている物件を購入したほうが、価格が下がらず、結果的に資産が減らないということになります。
何故築26年を過ぎた物件の価格が下がりづらいかという理由として、建物の減価償却があります。
建物の減価償却は、RC造だと47年で減価償却をしていきますので、年数がたつにつれて物件の減価償却が進み、購入する際の価格もこれに伴い下がるということになります。
元々、住み替えや売却を視野に入れている方は、物件価格の変動や、建物の減価償却についても視野に入れて物件探しをすることをおすすめします。
【関連記事】中古マンションの選び方 築30年マンションがおすすめって本当?
中古マンションは既に建物が建設され住人がいるので、周辺環境や生活レベルを念入りに確認できます。内見は昼間に行うことが多いと思いますが、ぜひ夜の雰囲気や、騒音、周辺の人や車の出入りなども確認しましょう。
上下左右の住民がどんな方か、仲介会社に確認してもらうのも良いですね。共有のゴミ置き場や駐輪場があれば、どんな人が住んでいるかの確認できるため、チェックするのをおすすめします。
また、建物の外壁塗装、鉄部塗装、エレベーターや給排水設備の修繕がこれまでどのように行われてきたかの記録も購入前に必ず確認しましょう。修繕積立金がいくら貯まっているのか、今後の計画の有無、未納者の有無も全て管理組合が記録を保持しています。これらは確認することが可能なので、遠慮なく仲介業者に聞いてくださいね。
それではリノベーションマンションとの比較を見てみましょう。
「中古マンションをリノベーション」と「リノベーションマンション」との比較の上で、一番大きなメリットは、「間取りの自由さ」です。
新築マンションも、リノベーションマンション(リノベーション済みマンション)も、すでに間取りが完成している物件となります。
しかし中古マンションをリノベーションする場合は、完全にオーダーメイドで部屋作りを行えるため、自分の理想とする間取りを作ることが可能になります。
例えば大きなリビングを作ってハンモックを吊るしたり、リビングにホームシアターを作ってしまったり、こういったことができるのは、中古マンションをリノベーションする最大のメリットと言えます。
中古マンションを購入してリノベーションすれば、新築マンション購入に比べて安くて、良いこともたくさん!というわけにはいきません。中古マンション購入のデメリットに関してもしっかり把握して、悔いのない住宅購入を実現しましょう。金銭面、スケジュール、建物自体の観点で以下のようなデメリットがあります。
自分たちの希望を反映できるのが魅力のリノベーション。ただし、過度に好みを反映させると、将来的に売却が難しくなることもあります。例えば、お部屋の面積に対して広すぎるキッチンスペースや、室内から丸見えのバスルームなどは、多くの人にとっては手が出しづらくなるでしょう。
特に水回りは位置を変えるとかなりの改修費用がかかるため、売却時に考えればいいやと思っていると予算が足りないなんて場合も。壁紙の色や照明などで個性を表現することもできるのでぜひ検討してみてくださいね。
建物にはそれ自体を支えるために絶対に動かせない柱や梁があります。中古マンションのリノベーションを考えるにあたって、これらの位置は絶対に動かせないため「こういう間取りにしたい!」と思っても柱が邪魔をすることもあるでしょう。
また、新築マンションと違い何度も改修を繰り返しているため、どの壁になんの配管が通っているか最新の状態がわからないという物件もあります。その場合、実際壁や天井をいざ壊してみたら、断熱性能や耐震性能が低く、別途費用がかさむということも。
リノベーション設計と工事期間を合計するとだいたい7ヶ月間かかります。その期間は、別に住まいを確保しなければいけないため、スケジュール調整が重要になってきます。特に、結婚や出産などのタイミングに合わせてお引越しを検討の方は注意が必要。
中古マンションのリノベーションはフルリノベーションと部分リノベーションの2パターンあります。天井や床を全て剥がして水回りの位置から全て作り替えるフルリノベーションに比べ、部分リノベーションの場合は2部屋をまとめて1部屋にしたり、水回りを最新のものに変えたりと部分的に改修できるのが魅力。
物件次第ですが、部分リノベーションなら期間も比較的短く済み、住みながら対応できる場合もあるので、頭に入れておくといいでしょう。
また、最近話題のリノベーション済みマンションであれば、追加のリノベーション期間が不要なのでお急ぎの方にはおすすめです。
玄関扉やベランダ、共用廊下は一般的には共用エリアと定められており改修はできません。エントランス周りのセキュリティも変更はできないため、もしオートロックや宅配ボックスなど譲れない条件があれば最初にピックアップしておきましょう。
新築マンションと比較するとどうしても中古マンションの共用部は古く見えがちです。ポイントは共用部の清掃頻度、ゴミステーションの清潔さ、今後の修繕計画など。長く住むことを考えると、共用エリアへの満足度も購入を検討する上でひとつの指針になるといえます。
マンションでは、専有部分内にあるものでも共有部分となっているものがあります。
具体的には、扉や窓です。
築年数の経過した中古マンションでは、扉や窓の経年劣化が目立つケースが多く、「扉や窓も変えたい」という声を多く聞きます。
しかし扉や窓は共有部分のため「玄関扉をデザイン性の高い扉に付け替える」ということはできません。
同様に窓枠を変更することもできません。
ただし部屋の状況によっては、二重サッシにすることは可能です。
つまり共有部分である窓の内側に、二重サッシを作るということです。
二重サッシにすることにより、音や断熱性が向上します。
二重サッシは人気のリフォームですが、その部屋に二重サッシを工事できるかは、確認したほうが良いでしょう。
中古マンションの購入には住宅ローンが利用できますが、銀行によってはリノベーション費用を適用外にするところもあります。その場合、別途金利の高いリフォームローンの借り入れが必要になる場合もあります。
銀行によっては新築購入時と同等の金利、期間で利用できるリノベーション一体型のローンもありますが、万が一リノベーション費用が住宅ローンの適用外(住宅ローンには含まれず金利の高いリフォームローンを利用しなくてはならない場合)に備えて、事前に銀行に確認したほうがよいでしょう。
また、築25年以上のマンション、築20年以上の戸建て住宅は住宅ローン減税の対象外です。耐震基準適合証明を受けている、既存住宅売買瑕疵保険に加入しているという条件次第で、控除の適用が受けられることもあるので、適用の可否を不動産会社に確認することをおすすめします。
「中古マンションをリノベーション」で後悔した事例は、多数あります。
ここでは具体的に2つの注意点について、解説します。
中古マンションをリノベーションするにあたり、そもそも「リノベーションに向いていないマンション」を選んでしまい、失敗するケースがあります。
具体的にはどのような点に注意したほうが良いのでしょうか?
マンションには、「管理規約」という決まりごとが設けられています。多くのマンションでは国土交通省が発表している「マンション標準管理規約」を元に作成しています。この基本の規約をチェックしたうえで、「標準管理規約以外に追加された項目はありますか」と管理組合に問い合わせてみましょう。
組合によっては、規約本文は標準規約と同様、しかし「使用細則」という追加部分でリノベーション工事についての規約を策定しているケースもあります。リノベーション工事のときだけでなく、入居後の生活スタイルにも関わる規約が設定されているかもしれません。必ず確認しましょう。
発生確率は高くありませんが、マンションによっては過去に行なったリノベでトラブルが起こり、その後の工事に制限が強くかかってしまうといったケースです。
購入検討するマンションで、過去にスケルトンリノベーションをした事例があるかを管理組合に問い合わせ、何か問題や課題がなかったか参考に確認するとよいでしょう。
鉄筋コンクリート造のマンションには、主に2種類の構造があります。
6階以上の中高層マンションであれば、ほぼラーメン構造が多くなっています。
5階以下の低層マンション、特に築年数の古いヴィンテージマンションでは壁式構造が採用されていることが多くなります。
壁式構造の場合、家の内部を仕切る壁に構造壁が利用されていると、その壁は撤去することができないケースが多いため、間取りを大きく変更するようなリノベーションには不向きです。
スケルトンリフォームとも呼ばれるフルリノベーションを行う場合、工期も長くなりますし、搬入する部材の数も多く、出入りする工事業者や車両も少なくありません。
例えば、5階以下の低層マンションの上階の場合、条件によっては部材の搬出入にエレベーターがないため荷揚げの人件費がかさんだり、古いマンションの場合、戸口や窓が小さく部材を運び入れることができなかったり…といった「工事のしやすさ」によってリノベーション方法に制限がかかってしまうことがあります。
工事用車両の駐車が可能かどうか、工事時間の制限などもあらかじめ問い合わせ、業者に伝えておくと見積もりがあとから大幅に変わるリスクが小さくなります。
中古マンションをリノベーションする場合に知っておきたい注意点として、住宅ローンがあります。
多くの方が、住宅ローンを利用してマンションを購入します。
最近ではリノベーション工事の費用も住宅ローンに含めて借入ができる「リノベーション一体型ローン」を利用する方が増えています。
このリノベーション一体型ローンを利用することにより、通常の住宅ローンと同様に低金利で長期返済期間という条件を適用することが可能になります。
もちろん「リフォームローン」という違う種類のローンを使うことはできるのですが、金利が高いのが難点です。住宅ローンは金利が変動金利で0.5%前後~、返済期間は最大35年という条件なのに対して、リフォームローンは金利が2~5%程度、返済期間は10~25年と大きく異なります。
このため、リノベーション前提でマンションを購入する方の多くが、このリノベーション一体型ローンを利用するですが、このローンを利用する際に、意外に多くの方が失敗をしています。
以下で具体的に見ていきましょう。
利用する条件として1番大切なのは、事前審査のタイミングでリノベーション費用の見積もりや改修プランの図面が必要ということです。マンション購入の流れとしては、「欲しい!」という物件を決めたら、不動産会社に問い合わせをし、内見・購入申し込みをし、ローンの事前審査を済ませ、そこから物件の売買契約の締結へ進むのが一般的です。
しかし中古マンション+リノベーションを検討している場合は、リノベーションのプランニングがこの流れの中に入ってくるので、どうしても売買契約までの期間が空いてしまいます。その間に他の方が契約を締結してしまう場合もあり、スピードが勝負となってきます。このため、もし気に入った物件があれば、すぐにプランと見積もりの作成を依頼することが必要になります。
失敗事例やトラブルとして多いのが、まさにこの「見積もり」です。
事前審査を迅速に通し、物件を購入するための契約を締結するためには、できるだけ早く、「リノベーション費用の見積もり」を取得する必要があります。
しかしこの「リノベーション費用の見積もり」で、多くのトラブルが発生しています。
事前審査時に「住宅ローンの金額を増やすことはできないが、減らすことはできます。まず多めの金額で住宅ローンを通しておきましょう。」とリノベーション会社に言われたので、予算よりも多めの金額で住宅ローンの事前審査を通しました。
リノベーション会社からは「費用削減のプランについて、一緒に考えていきましょう」と言われていましたが、物件を契約し、いざ具体的なリノベーション工事に関する打ち合わせになったら、担当者が営業から設計に変わりました。
その設計の担当者は、コスト削減の提案はしてくれたのですが、他の部分でコストアップしてしまい、結局住宅ローンの事前審査で通った金額を使い切ることになってしまいました。
こうしたトラブルや失敗は、会社からの売上や利益達成のプレッシャーの強い会社が多い傾向があります。
もちろん売上や利益を追求するために企業は存在するため、これ自体を否定はしません。
しかしトラブルを避けるためには、設計担当に会わせてもらうことをおすすめします。そして自分の費用の上限をしっかりと伝えたうえで、具体的にどのようにリノベーション費用を削減するかという点を確認しましょう。
そしてコスト削減分を相殺してしまうような価格上昇に繋がることがないかは、必ず事前に言質をとっておきましょう。
もし契約後に大幅なコストアップの提案を受けた場合は、その部分については他の施工業者に依頼するといったことも必要です。
契約したからその会社に全てを依頼しなくてはいけないわけではありませんし、また言いなりになる必要もありません。
しっかりと事前に確認し、自分の考えや理解と異なる点については”NO”と言えるようにしておきましょう。
実際に中古マンションをリノベーションするときに特に気をつけて頂きたいポイントをまとめました。マンション購入は一生に一度あるかないかの大きな買い物ですよね。
ポイントを抑えて、「こんなはずじゃなかった」という事態を防げるようにしておきましょう。特にお金にまつわる部分は、ライフプランの設計に影響します。専門家の意見などを取り入れて、考える手間を惜しまないことが大切です。
転職や子どもの誕生・成長、介護など、今はベストな状態でも、時間が経つにつれて暮らしの中で大切にしたい部分は変わっていきます。物件を購入したことが自分たちの足を引っ張ることにならないよう、20年後のその地域の地価、子どもの進学先、子どもが巣立った後の生活などをイメージしておくの重要です。
リスクをゼロにすることはできませんが、イメージすることで自分たちの中で優先したい項目が洗い出され、物件選びにも活かせることでしょう。
中古マンションを購入する時に1番気にしなければいけないのは見えない瑕疵です。建物を解体してみたら主要な構造体にヒビが入っていた、湿気でカビが生えていたということもあります。契約不適合責任を追及することで、売主に対して追完請求や代金減額請求を行うことも可能な場合もありますが、このように解体してみないとわからない瑕疵があるという点については、知っておきましょう。
また購入後に、躯体工事や断熱工事を行う場合、元々の予算+αの工事になるので、諦めなければいけない項目も出てくるかもしれません。ただ、長く気持ちよく暮らすためにはこの裏側の見えない部分に手間を惜しまないことが本当に大切です。リスクを把握した上で、新築物件購入と比較することが必要です。
リノベーションマンションとは、中古物件を現代のライフスタイルや最近のトレンドに合わせて、フルリノベーションした中古マンションのことです。
中古物件を購入して自分たちでリノベーションをするという選択肢もありますが、リノベーションマンションであれば既にリノベーションされているので、住むまでの時間も短く、見積もりや間取りの検討に時間をとられないなどメリットが多く、最近注目されています。
新築マンション購入時のスムーズさや設備の新しさと、自分たちでリノベーションをする時に感じる自由度、両方の良い所取りをしているのがリノベーションマンションといえます。
中古マンションをリノベーションしているため、新築マンションと比較すると割安なケースがほとんどです。
一方で、キッチンやユニットバスなどはリノベーションしているため、新しく、新築マンションと比較しても遜色ありません。
人気の駅の駅近は、なかなか新築マンションが建ちづらくなっています。これはすでに中古マンションやビルが建っているため、新しく新築マンションを建築するためには、まとまった土地を仕入れることが難しいためです。
このため駅近の中古マンションの「立地」という強みは、新築マンションでは得られにくい、メリットとなっています。
リノベーションマンションは、不動産会社が自社施工しているケースがほとんどですが、プロの設計士が最新のトレンドを反映した間取りや設備を取り入れているため、その物件の特徴を生かした住みやすい部屋に仕上がっています。
最近では、リモートワークに対応すべくワークスペースをつくったり、収納豊富なウォークインクローゼットをつくったりする事例が多くなっています。
リノベーションマンションのデメリットを見ていきましょう。
リノベーションマンションの場合、中古マンションであるため、新築と比較すると建物や共有部が古くなっています。
最新式の共用部にメリットを感じる人にとっては、古さはネックになります。
修繕積立金は、マンションの古さにより高くなる傾向があります。
これはマンションも古くなってくると、より多くの修繕費用が必要となるためです。
マンションの資産価値を維持するという観点では修繕積立金をしっかりと積み立てることは大切ですが、ランニングコストは高くなるため、毎月の費用を抑えたい人にとってはデメリットとなります。
以下では具体的に、「中古マンション+リノベーション」と「リノベーションマンション」の比較を見ていきましょう。
費用、購入のしやすさ、自由度、イメージのしやすさの4つの視点から、検証してみました。
中古マンション+ リノベーション | リノベーション マンション | |
費用 | 〇 | ◎ |
購入のしやすさ | △ | ◎ |
自由度 | ◎ | △ |
イメージのしやすさ | △ | ◎ |
一般的には、中古マンションを購入してリノベーションを行うよりも、リノベーションマンションを購入したほうが、安くなります。
洋服等と同じように、オーダーメイドのほうが、価格が高くなるということです。
部屋にもよりますが、一般の消費者が中古マンションを購入しリノベーション工事を行うよりも、リノベーションマンションのほうが10〜20%くらい、リノベーションにかかる費用を安く購入できます。
リノベーションマンションは既にリノベーションが完了しているので、新築物件の入居と同様に、決済後にすぐに入居が可能です。
またリノベーション工事を行わないため、設計プランや見積もりを待つなどのスケジュールを気にする必要がありません。自分や家族の状況に合わせた引っ越し計画が立てられるのが、魅力だといえます。
中古マンションを購入してフルリノベーションする際に大きなネックとなるのが、費やす時間です。
0から設計士と二人三脚で作り上げていくため、多くの時間を打ち合わせに費やさなくてはいけません。
また住宅ローンについても、リノベーション費用に関する見積もりがないため、より少ない労力で審査を行うことが可能です。
リノベーションといっても、キッチンやユニットバス、トイレ、壁紙などを好みのものに交換するだけの部分リノベーションから、間取り変更などの大規模リノベーションを行うケースもあります。
中古マンションを購入して自分好みにフルリノベーションをする場合、まさにオーダーメイドで部屋を作れるため、より自由度が高く、自分好みの部屋を作ることが可能です。
これは新築マンションやリノベーションマンションにはない魅力です。
リノベーションマンションは、プロの設計士が最新のトレンドや時代のニーズを取り入れて設計しているため、使いやすさを最大限に工夫したリノベーションマンションになっています。中古マンションを自分でリノベーションする場合と比較しても、より多くの人に好まれるリノベーションであるため、資産価値が下がりにくいのもポイントです。
フルリノベーションは時間面でも費用面でも、より多くを費やさなくてはいけません。もう少し時間や費用をかけずに、自分好みの部屋にしたいというニーズもあります。
リノベーションマンションでは、購入後に追加でリフォームをすることで、これを可能にすることが可能です。プロに相談しながらリノベーションを検討でき、ご自身でゼロからリノベーションするよりも低コストかつスムーズに施工することが可能ですので、こういった選択肢を選ぶ方も増えています。
リノベーションマンションのいいところは、実際に暮らし始める部屋を確認できるところです。
新築マンションだと建築中でモデルルームしか見られないこともあります。また中古物件を購入後にリノベーション工事を行う予定だと、実際に完成した部屋は購入してからでないと確認できません。
このため中古マンションを購入してリノベーションをする場合は、完成イメージと実際の部屋が異なってしまうという可能性があります。
リノベーションマンションの場合、実際に住むイメージを持つことが可能です。
以下では、プロの設計士が設計した、人気のリノベーションマンションの事例を見ていきましょう。
部屋自体の面積は47.86㎡とそんなに広くはないですが、LDKと連続する洋室をオープン棚で仕切ることで開放感を実現しています。
下足入れやキッチンパントリーなど大容量の収納のおかげで、すっきりとしたお部屋にすることが可能です。将来的にオープン棚を外して扉をつければ完全個室も実現できます。
非常に個性的な間取りの部屋ですが、キッチンを中心に緩やかにつながる空間を作っています。木の温もりもありつつ、ポイントで使われている黒が空間を引き締めます。和モダンなインテリアで落ち着いた毎日が過ごせそうですね。
【物件詳細】中銀若林マンシオン モダンの中に和のぬくもりを感じる部屋
1階に位置するお部屋の特権!14㎡の専用庭が魅力の物件です。落ち着いたクリームカラーの室内。高級感のある大理石貼りの廊下を通れば、洗練されたリビングダイニングが出迎えます。
マンション購入の際に検討する3つの選択肢をメリットデメリット含めて解説いたしました。
どの選択にもメリットデメリットはつきものです。
これらのメリット・デメリットを精査したうえで、自分たちの理想の住まいを手に入れるために最適な選択ができるといいですね。
中古マンションやリノベーションマンションにまつわるお困りごとがあれば、気軽に相談できるパートナーとしてぜひmitainaをご活用ください。
以下のような点で、大変ご好評いただいております。
最終更新日:2021年12月31日
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