アイランドキッチンのメリット・デメリットとは?おしゃれで使い勝手のいいレイアウト例も解説

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2021.09.14

おしゃれなアイランドキッチンを囲んでホームパーティー。憧れているけど、実際アイランドキッチンは使いやすいのか心配!という方も多いのではないでしょうか?

今回は、アイランドキッチンを設置するメリット・デメリットについてご紹介します。

アイランドキッチンを快適に使うためのアイディアや、おすすめのレイアウト事例も解説しますので、この記事を参考に、より理想的なマイホームを設計してくださいね。

アイランドキッチンとはどんなキッチン?

アイランドキッチンとは、シンクや調理するスペースなどが独立するタイプのキッチンのことです。

「アイランド」という単語の意味通り、島のように壁から離れて設置されるので「アイランドキッチン」と呼びます。壁から独立しているためキッチンの両側からキッチン内に出入りでき、各方向から調理もできます。

アイランドキッチンは、対面式オープンキッチンの代表的なスタイルです。キッチンとリビングやダイニングとの間に壁や仕切り、収納スペースがなく向かい合う形です。

ペニンシュラキッチンとの違い

対面式のオープンキッチンには、アイランドキッチンの他に「ペニンシュラキッチン」があります。アイランドキッチンとペニンシュラキッチンの違いは、キッチンの左右どちらかが壁に接しているかどうかです。

ペニンシュラは、英語で「半島」という意味です。キッチンが壁から「半島」のように突き出ている形のキッチンをペニンシュラキッチンといいます。

アイランドキッチンを設置するメリット

アイランドキッチン①

アイランドキッチンは、部屋の中で独立しているスタイルのキッチンです。他のキッチンにはないさまざまなメリットがあります。それではさっそく、アイランドキッチンの主なメリットについて見ていきましょう。

空間に開放感がある

アイランドキッチンのメリットとして1番に上げられるのが開放感です。キッチンの周りをゆったりと1周できる、広々とした自由な空間があります。オープンキッチンなので、調理をしながら周りを見渡すことが可能です。

そのため、リビングやダイニングはもちろん、子どもやペットの様子など、さまざまなことに目が届き安心できるでしょう。また、1人でキッチンにこもらず、開放的な空間の中で調理や家事を楽しめます。

複数人で調理がしやすい

アイランドキッチンは、複数人で同時に調理することが可能です。キッチンのどの面にも壁や仕切り、収納スペースがなく回遊性のあるアイランドキッチンは、複数人でキッチンにいても窮屈に感じにくいでしょう。

また、四方どこからでも調理に参加できるので、家族の協力を得やすいところがメリットです。

コミュニケーションが取りやすい

アイランドキッチンは対面式のオープンキッチンなので、調理中も家族との会話が楽しめます。

視線を遮るものがないアイランドキッチンは、子どもがリビングで遊んでいる様子を見たり、テレビを見たりしながら調理できます。また、来客時にキッチンにいながらゲストとの会話を楽しむことが可能です。

自由にレイアウトしやすい

アイランドキッチンには、自由にレイアウトしやすいというメリットがあります。自分のライフスタイルに合わせて、コンロとシンクの位置や収納、ダイニングの位置などをさまざまなスタイルでデザインできます。

家事動線が確保しやすい

キッチンの周りに壁がなく全て移動スペースになるので、家事動線を各方面から確保できます。そのため、調理したものをダイニングに配膳する際や家族またはゲストに何か補助してもらいたい場合、スムーズに作業しやすいでしょう。

おしゃれな雰囲気を楽しめる

部屋の主役になるアイランドキッチンは、見せるキッチンとして空間を演出できます。おしゃれなキッチンアイテムやインテリアを置くなど、リビングとともにおしゃれな空間を作っていく楽しみがあります。

アイランドキッチンを設置するデメリット

アイランドキッチン

おしゃれで家族との距離も近くなるなど、メリットがたくさんあるアイランドキッチンにもデメリットがあります。それでは、アイランドキッチンの主なデメリットを見ていきましょう。

広いスペースが必要

両サイドが動線になるアイランドキッチンは、通路にするための広いスペースが必要です。そのため、スペースに余裕のない住宅では、アイランドキッチンが設置できない場合もあります。

一般的なキッチンは、4.5畳分のスペースがあるとよいとされています。しかしアイランドキッチンは6畳程のスペースを必要とします。また、住宅のスペースに限りがある場合、リビングがせまくなる可能性もあるので注意が必要です。

リビングからキッチンが丸見え

アイランドキッチンは見せるキッチンとしておしゃれなデザインですが、開放的で目隠しがないため、キッチンの様子が丸見えになります。お手入れや整理整頓などが苦手な方には、メリットだった部分が反対にデメリットになってしまうのです。

少しの汚れでも汚い印象になってしまい、キッチンの上や足元に荷物があると散らかった印象になり目に付きます。

においが広がりやすい

アイランドキッチンは、周りに壁がなくダイニングやリビングと一体化した空間なので、調理をした際に発生する煙やにおいが拡散しやすいのがデメリットです。

また、アイランドキッチンでIHクッキングヒーターを取り入れている場合は、ガスコンロよりも上昇気流が弱いので煙やにおいが換気扇まで届かず、キッチン周辺に広がってしまいます。

そのため、高性能な換気扇の設置や窓の位置調整をするなど、換気をしやすい環境を造るための対策が必要です。

収納に工夫が必要

壁面から独立したアイランドキッチンは、収納スペースの確保があまりできないのがデメリットです。キッチンを使いやすくするために、壁面やシンク下に収納スペースを確保することなどを検討する必要があります。

しかし、新たに収納スペースを増やすと、リフォームのコストがかかってしまう可能性もあります。

汚れが飛びやすい

アイランドキッチンは、調理中の油や水、汚れなどが飛び散った際に、周囲にさえぎるものがないので防ぐことができません。

また、調理中の煙には油汚れが含まれています。拡散した煙にのって、部屋中に油汚れが広がってしまう可能性があるのです。

他のキッチンより設置にコストがかかる

アイランドキッチンは壁面から独立しているので、前後左右の全ての側面に化粧パネルが必要です。そのため、他のキッチンよりも使用する材料が多くなり、コストがかかる傾向があります。

また、収納スペースを増やしたり、高性能な換気扇を設置したりしなければならない可能性があるので、さらにコストがかかるケースも少なくないでしょう。

アイランドキッチンを快適に使うための対策

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アイランドキッチンでの調理作業を快適に行うためには、アイランドキッチンのデメリットを把握する必要があります。

しっかりとデメリットを把握しておけば対策もしやすいでしょう。ここでは、アイランドキッチンを快適に使うための対策を解説します。

こまめに換気する

煙やにおいが拡散しやすいアイランドキッチンでは、高性能な換気システムを設置するのがよいでしょう。

キッチンの真上に大きめの換気扇を設置することで、調理中の煙やにおいがリビングに広がりにくくなります。また、こまめに換気することで、煙やにおいを気にせず快適に調理できるでしょう。

油除けガードを使う

調理による油のハネや油を含んだ煙を防ぐには、油除けガードの設置がおすすめです。油除けガードは、レンジフードを覆うタイプや圧迫感の少ない背の低いタイプなど、さまざまな種類の中から選べます。

油除けガードは、適度に目隠しの役割もあるので、キッチンが多少散らかっていても丸見えになることを防げます。アイランドキッチンの開放感を重視したい場合は、ガラスなど透明のパネルを設置するとよいでしょう。

収納スペースを確保する

収納スペースを確保するために、背面にカップボードや吊戸棚を設置するとよいでしょう。また、大きな調理器具や食料のストックを保管するためにパントリーを増設するのもおすすめです。

収納がリビングから丸見えになるのが気になる方は、引き戸を付けるなどの工夫をすると便利です。最近のシステムキッチンは引き出しがたくさん付いており、大容量の収納スペースがあるタイプも多くあります。

収納スペースの対策をする前に、今ある収納スペースで収納が足りているかどうかをしっかり考えてから対策しましょう。

目隠しを設置する

キッチン内の散らかりや汚れなどへの視線が気になる場合は、キッチンのサイドに間仕切りドアや格子などを取り付けると、急な来客時でも安心です。

また、調理中の手元を隠したい場合は、立ち上がりのカウンターを設置したり、キッチンを腰壁で囲ったりするなどの工事を検討するのもよいでしょう。

アイランドキッチンのおすすめレイアウト術 

アイランドキッチンを設置する場合、ライフスタイルに合ったレイアウトを選ぶことで、家事の作業効率などが向上するでしょう。

ここでは、おすすめのレイアウトをご紹介します。

おさえておきたいコンロの種類

アイランドキッチンは、キッチン部分が壁から独立しているのが特徴です。アイランドキッチンのコンロには、コンロ一体型とコンロ分離型の2種類があります。

・コンロ一体型

コンロ一体型とは、コンロとシンクがアイランド部分に両方設置されているキッチンのことです。一カ所に全てが集まっているので、作業動線がスムーズになります。

・コンロ分離型

コンロ分離型とは、コンロとシンクをアイランド部分と壁面のキッチンスペースに分けて設置するキッチンのことです。「アイランド部分にシンクと作業スペースがあり、壁面にコンロがあるタイプ」と反対に、「アイランド部分にコンロがあるタイプ」のキッチンがあります。コンロとシンクが別なので、複数人での作業がしやすくなります。

キッチンの対面にダイニングを設置する

キッチンの対面にダイニングを設置すると、キッチンで調理をしながら子どもがダイニングテーブルで勉強したり遊んだりしている様子を見ることが可能です。また、料理をしながら家族との会話を楽しめます。

しかし、配膳をする際にキッチンの反対側に回らないといけないので、配膳するものを仮置きできるスペースを確保する必要があります。ただし、家族などに配膳を手伝って貰う場合は問題ないでしょう。

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キッチンと横並びにダイニングを設置する

キッチンとダイニングの移動は何かと多いですが、横並びに設置すると配膳や片付けがスムーズです。また、無駄な動線スペースをなくすことができます。

キッチンとダイニングの2つ分の間取りが1つになり、余ったスペースをリビングの空間として活用できるので、食事の時間もくつろぐ時間もより快適に過ごせるレイアウトになるでしょう。

キッチンとカウンターテーブルを一体化する

住宅のスペースが限られていて、住人の数がカウンターテーブルに収まる場合、カウンターテーブルをアイランドキッチンと一体化させたタイプにするのもおすすめです。ダイニングテーブルを置かなくてよいので、その分のスペースを他に活用できます。

また、ダイニングテーブルまでの往復の動作を少なくでき、配膳や片付けなどがスムーズに行えるので、家事のストレスが軽減するでしょう。

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アイランドキッチンが向いている人

最後に、どんな人がアイランドキッチンに向いているかを解説します。アイランドキッチンに向いているのは次のようなタイプです。

  • ホームパーティーや複数人で料理をする機会が多い人

複数人で作業しても余裕のあるアイランドキッチンは、ホームパーティーをよくする人に向いています。キッチンでパーティーの準備をしながら、ゲストと会話を楽しむことができます。

  • 家族とのコミュニケーションを大切にしたい人

アイランドキッチンはリビングやダイニングと一体感があり、キッチンに立ちながら家族との会話などを楽しめます。また、家族で協力して食事の準備をしたい人にも向いています。

  • おしゃれでスタイリッシュなキッチンにこだわりのある人

開放感があり、デザイン性にも優れているのがアイランドキッチンの特徴です。インテリアにこだわりがあり、常にすっきりしたスタイリッシュなキッチンをイメージしている人に向いています。

  • 収納や片付けが得意で好きな人

キッチン全体が丸見えになるため、掃除や収納、片付けが得意で常にきれいな状態を維持できる人に向いています。

アイランドキッチンは、おしゃれで開放的なキッチンですが、常にお手入れの必要があるキッチンです。こまめな整理整頓が苦手な人、また調理中は集中していたい人には向いていません。

アイランドキッチンに向いていない人には、対面式ならペニンシュラキッチン、または非対面式のキッチンがおすすめです。アイランドキッチン以外のキッチンをお探しの方は「人気なキッチンの種類とは?メリット・デメリットから上手な選び方を徹底解説」の記事もご覧ください。

アイランドキッチンについて知り、キッチン選びに活かそう!

今回は、アイランドキッチンのメリットやデメリット、アイランドキッチンを快適に使うための対策、おすすめのレイアウトなどについてご紹介しました。

おしゃれで開放的な印象のアイランドキッチンに憧れを持つ方も少なくないでしょう。アイランドキッチンのメリットやデメリットを把握して、自分のライフスタイルに合っているかどうか、しっかり検討して快適なキッチンを見つけましょう。

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