おしゃれで使いやすいキッチンリノベーションのポイント!費用相場や注意点・事例についても解説

リノベーション知識

2021.10.19

碑文谷寿マンションのリビングダイニングキッチン

「キッチンが古く使いづらいのでリノベーションをしたい。何を基準に決めればよいのだろう」

「どんな種類があるのかな?使いやすいキッチンを知りたい」

「費用はどのくらいかかるのかな」

キッチンのリノベーションをしたいが、具体的なイメージがつかめないという人も多いのではないでしょうか。あらかじめキッチンの理想像を固めておけば、業者に相談するときに「こうしたい!」と提案できるのでスムーズに進行できます。

この記事では、キッチンのスタイル、キッチンリノベーションのポイント、費用相場、失敗しないための注意点を詳しく解説します。

キッチンリノベーションの基本がわかり、自分の理想のキッチンが思い描けるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

キッチンのレイアウト・配置・型はどんなものがある?

ジェイパーク三田のリビングダイニングキッチン

キッチンのリノベーションにあたり、まず把握しておきたいのは、キッチンの基本となるレイアウト・配置・型についてです。この3つを組み合わせて自分の理想とするキッチンを思い描いてみましょう。

キッチンのレイアウトについて

キッチンにはダイニングとの関係性の違いにより、「オープン型」「セミオープン型」「独立型」の3つのレイアウトが存在します。それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

①オープン型キッチン

オープン型とは、キッチンリビング・ダイニングの間を仕切らず、オープンにしたレイアウトです。

【オープン型キッチンのメリット】

・リビング・ダイニングとの間に壁がないので解放感あり、部屋が広く見える

・子どもや家族とコミュニケーションをとりながら料理ができる

・壁がなくダイニングからの距離が近いので、配膳や後片付けが楽にできる 

【オープン型キッチンのデメリット】

・ダイニングから丸見えになってしまうので、片づけておかないと雑然と見えてしまう

・調理中の匂いや煙がリビング・ダイニングにも広がりやすい

・吊戸棚がないので、収納が少なくなりがち

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②セミオープン型キッチン

セミオープン型とは、吊戸棚や壁でリビング・ダイニングの間を仕切るレイアウトです。シンクやコンロの前に20cm程度の立ち上がりを設けたキッチンもセミオープン型に含みます。

【セミオープン型キッチンのメリット】

・リビング・ダイニングが見渡せる対面式なので、家族の様子を見ながら料理ができる

・手元が隠れているので、キッチンの散らかりがリビング・ダイニングからは見えない

・リビング・ダイニング側に水や油が飛び散らない

【セミオープン型キッチンのデメリット】

・オープン型に比べ壁がある分、解放感はなくなる

・調理中の匂いや煙がリビング・ダイニングにも広がりやすい

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③独立型キッチン

独立型とは、キッチンをリビング・ダイニングから独立させ、壁と出入口のある部屋のなかにキッチンを置くというレイアウトです。

【独立型キッチンのメリット】

・独立した部屋の中で集中して調理ができる。

・リビング・ダイニングの中に調理中の匂いや煙が広がらない

・壁面に収納棚を置くなど、収納スペースが広く設けられる

【独立型キッチンのデメリット】

・キッチンの中に調理中の匂いや煙がこもりやすい

・キッチンからリビング・ダイニングの様子が見えず、家族とのコミュニケーションがとりづらくなる

・ダイニングから離れるので、配膳や片付けに手間がかかる

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キッチンの配置方法について

キッチンを壁に対してどう配置するかという観点により、3つの配置方法があります。それぞれの特徴を説明していきます。

①ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンとは、「キッチンの片側が壁に接しているタイプのキッチン」のことを指します。キッチンが部屋に半島のように突き出ている様子から、英語で半島という意味の「ペニンシュラ(peninsula)」キッチンと呼ばれるようになりました。

対面キッチンなので、調理中もリビングやダイニングにいる人とコミュニケーションがとりやすいのが特徴です。また、片方を壁に付けるので限られたスペースにも置くことができます。

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②アイランドキッチン

アイランドキッチンとは、キッチンの四方全てが壁に接しておらず、部屋のなかに島のように独立して置かれたキッチンのことを指します。オープン型で対面キッチンに分類されます。

解放感がありおしゃれに見えるということで、人気のあるキッチンです。四方から使えるので動線がよくなり、複数人で作業がしやすいのが魅力。反対に、四方に通路の幅が必要なので、スペースに余裕がないと置けないというデメリットもあります。

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③壁付けキッチン

壁付けキッチンとは、キッチンの正面が壁に接しているタイプのキッチンです。「背面式キッチン」とも呼ばれています。今でこそ「対面式キッチン」が増えましたが、日本では壁付けキッチンがずっとスタンダードでした。

壁につけるのでコンパクトなスペースに設置でき、その分リビングやダイニングが広く使えるというメリットがあります。また、壁のほうを向いて作業をするので、調理に集中できるという半面、リビングやダイニングにいる人とのコミュニケーションが取りづらいというデメリットもあります。

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キッチンの型について

キッチンにはシンクやコンロの配置により4種類の型に分類されます。

①Ⅰ型キッチン

Ⅰ型キッチンとは、シンク、調理台、コンロが一列に並んだキッチンのことを指します。壁付けキッチン(背面式キッチン)・対面式キッチンの両方に用いられる型です。

調理中には平行移動のみで済み、調理台を移動する必要がないので作業効率が上がります。また、築が古いマンションはI型キッチンが多く使われており、Ⅰ型キッチンからⅠ型キッチンへのリノベーションの場合は、システムキッチンを交換するだけなので、安く済むというメリットがあります。

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②Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチンとは、シンクのキャビネットとコンロのキャビネットが2列平行に設置してあるキッチンを指します。レイアウトとしては壁側にコンロのキャビネットを置き、カウンター側にシンクのキャビネットを置くことが多いです。

2つのキャビネットがあるので、収納スペースや作業スペースが広く取れることがメリットです。デメリットとしては、シンクで洗ったものをコンロで調理する際に床が濡れやすくなること、振り向く動作が多くなることです。

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③L型キッチン

L型キッチンとは、キャビネットをL字型に配置したものです。壁付けキッチンや対面式キッチン両方に対応が可能です。

シンクとコンロが90度で向かい合うような設計が一般的です。そのためシンクとコンロが近い場所にあるので、スムーズに作業ができることがメリットです。デメリットとしては、L型キッチンは一見作業スペースが広く感じられるのですが、L字のコーナー部分がデッドスペースになりやすいことです。

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④U型キッチン

U型キッチンとは、キャビネットがU字型(コの字型)に配置されているものです。シンクやコンロの位置は、平行に向かい合うようにしたり、90度にしたり自由に設定できるという特徴があります。

3つのキャビネットで構成されているので、収納スペースや作業スペースがゆったりとれることがメリットです。その分設置場所を広く確保しなくてはならないので、キッチンが部屋を圧迫しないよう、部屋の面積とのバランスに注意しなくてはなりません。

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キッチンのスタイルの決め方

秀和清澄レジデンスのリビングダイニングキッチン

キッチンはたくさんの種類があって、どれにしてよいか迷ってしまいます。こちらではキッチンのスタイルの決め方のヒントをご紹介します。

① 家族構成や生活スタイルを考えて決める

「まだ子どもが小さいから、家族の様子が見られる対面式のキッチンにして、将来お手伝いをしてもらいやすいようにアイランドキッチンにしよう」

「お客様が多いうちなので、セミオープン型にしてリビング・ダイニングからキッチンの散らかり具合が見えないようにしたい。お客様用のお皿やキッチングッズが多いので、収納があるL型かU型キッチンにしよう」

など、具体的に家族構成やどのような生活をするかを考えると、自ずと方向性が決まってきます。

② 困っていることを書き出してみる

現在キッチンを使っていて、「こうだったらいいのにな」と思うことはありませんか。「大きな調理器具を置くスペースがない」「夫婦で料理するには手狭」など細かいことでもよいので、日頃困っていることを全て書き出してみましょう。そうすれば、キッチンでやりたいことや叶えたいことが明確になり、リノベーション後の理想のキッチンの姿が見えてきます。

③ワークトライアングルを考える

ワークトライアングルとは、シンクとコンロと冷蔵庫の3つを結んだときにできる三角形のことです。冷蔵庫からシンクが1.2~2.1m、冷蔵庫からコンロが1.2~2.7m、シンクからコンロは1.2~1.8m、三角形の3辺の長さの総和が3.6m~6mがよいとされ、正三角形に近いほど作業効率が上がるとされています。

冷蔵庫の置き場やキッチンのスペースを考慮して、ワークトライアングルが満たされるようなキッチンのスタイルを選びましょう。

キッチン本体を選ぶ6つのポイント

キッチンのスタイルが決まったら、次はキッチン本体を選んでいきましょう。ポイントは次の6つになります。

①作業スペースの幅

キッチンを選ぶときには作業スペースの幅をよく見てみましょう。作業スペースで行うことは食材を切ることだけではありません。洗った野菜を置く、できた料理を盛り付けるなど多くのことが行われます。作業スペースが狭いと、行程と行程の間に都度片づけるという手間が増え、ストレスにつながります。間口との兼ね合いもありますが、できるだけ作業がしやすい幅を取りましょう。

②作業しやす1い高さか

作業しやすいキッチンの高さは、一番使う人の身長を基準に考えます。

高さを決める公式として「キッチンの高さ=身長÷2+5 cm」がよく用いられます。この公式に基づくと身長160cmの人は「160cm÷2+5cm=85cm」が理想の高さです。

あくまでも一般的な基準ですので、実際にショールームに行き、調理、片づけなど実際の動きをシミュレーションしてみましょう。

③通路スペースを十分とれる奥行か

キッチンの奥行が広すぎると通路スペースを圧迫してしまいます。

通路スペースは、1人で作業をする場合は、80cm~90cmあればよいとされます。また2人以上で作業をする場合は、120cmあれば理想的です。スペースが取れない場合は、キッチンの奥行を狭くすることも考慮に入れましょう。

また通路が広すぎても動線が長くなることで「ワークトライアングル」が崩れ、作業効率が悪くなることに注意してください。

④収納力はあるか

キッチンの収納力は、キッチンを選ぶうえで重要なチェックポイントです。

収納が少なければ、新たな収納家具を購入することなりキッチンが狭くなってしまうからです。

鍋などの調理器具、調味料、食器類など日常的に使うものは、手が届きやすい場所に収納できるか。また炊飯器、電子レンジ、トースターなどの家電はどこに置くのか、ホットプレート、ミキサーなどの大きなものも収納できるかを確認するといいですね。

⑤ワークトップの素材

ワークトップの素材によって、キッチンの見た目の印象は変わります。素材はステンレス、人工(人造)大理石、クォーツストーンなど様々ものがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。毎日のお手入れに時間を割けない人は、汚れが落ちやすく、傷がつきにくい素材を選ぶとよいでしょう。また素材により価格が高額になるので、予算とのバランスを取ることも必要です。

⑥使いたいコンロや食洗機が入れられるか

ビルトインのコンロや食洗機はメーカーによって特徴があり、それぞれ使い勝手や機能が異なります。使いたいメーカーのものがあれば、それが組み入れられるか工務店に相談してみましょう。また海外製のものだとサイズが日本の規格よりも大きい場合があるので、キッチンに組み入れられるか要相談です。

キッチンリノベーションの費用と相場

キッチンのリノベーションに費用がいくらかかるか気になりますよね。ここでは、費用と相場についてご説明します。

キッチンリノベーションの費用内訳

キッチンのリノベーションにかかる費用は、本体価格と工事費用に分類されます。それぞれについてご説明します。  

本体価格とは

本体価格とは、その名のとおりキッチン本体の価格になります。ハイグレードのキッチン、食洗器やグリルなどのオプションによっても価格が異なってきます。また、キッチンの取付費用も本体価格に含まれます。

工事費用とは

工事費用には以下のものが含まれます。

・現場養生費:壁や床が傷つかないための養生やその片づけにかかる費用

・解体工事費:現在のキッチンを解体して廃棄する費用

・電気・ガス・給排水管工事費:インフラの接続にかかる費用

・内装工事:壁のクロス、フローリングの材料費と張り替えにかかる費用

・諸経費:会社運営のための人件費、交通費、通信費などの費用  

キッチンリノベーションの相場

キッチンのリノベーションはどのぐらいの予算が必要なのでしょうか。費用とできることの目安は以下の表のとおりです。

費用できることの目安
50万円未満食洗機、コンロ、水栓、シンクなど部分的な機材の交換や設置。
50~150万円未満
キッチン本体の新調。位置は大幅には動かせないが、壁付け→対面型などレイアウトの変更も可能。
150万円以上キッチンの位置の移動。大規模なインフラ工事が発生する場合。

キッチンリノベーションの費用を抑えるには

キッチンのリノベーションの費用を抑えるためには、以下の3点があります。

あらかじめ予算を設定しておく

ショールームやカタログで最新のキッチンを見ると、テンションが上がりますよね。機能を追加したくなり、ついつい予算をオーバーしがちです。あらかじめ予算を設定し、リノベーションの優先順位をつける、妥協できない点を決めておくなどするとよいでしょう。

DIYでできることはする

キッチンの中でDIYしやすいのは壁紙です。広さにもよりますが好みの壁紙を買って貼り替えることは、自分で行いやすいです。日頃からDIYに慣れている方なら収納棚を作ることもできますね。

複数の業者から見積りを依頼する

工事費用は業者によって設定が異なります。複数の業者から見積りを依頼し比較検討することをおすすめします。価格だけを見るのではなく、「A社の見積りにある行程がB社にはない」など気づきがあれば、理由を聞いてみてください。その回答によって信頼できる業者の見極めにもつながります。

キッチンリノベーションの注意点

キッチンは電気・水道・ガスとの接続があり、設置するには複雑な行程を経なければなりません。リノベーションの際の注意点をご説明します。

排水管の位置

キッチンを移動する場合、お風呂やトイレなどの配管がつながるスペースである「PS(パイプスペース」の位置が重要になります。PSは共用部であるので動かすことはできません。キッチンとPSの位置が遠くなると大規模な工事が必要になる可能性があります。

電気・ガスの容量

ガスコンロからIHに変更する、食洗機を置く、コンロの口数を増やすなどすれば、現在とは電気、ガスの使用量が増える可能性があります。マンション全体での使用量に制限がありますので、電気・ガスがいくらまで使えるか、念のため規約などでの確認が必要です。

搬入が可能か

キッチン本体は部品ごとに搬入し、あとで組み立てるので搬入は難しくありません。しかし天板は一枚板で運ばれますので、大きさによっては搬入が困難になるケースがあります。特に古いマンションの場合はエレベーターが狭いことがあるので、搬入経路を確認しましょう。

管理組合から承諾を得る

リノベーション工事には、マンションの管理組合からの承諾は欠かせません。規約には工事についての項目もあるはずです。一読したうえで、リノベーション工事の内容について管理組合に工事申請を出しましょう。また、機材搬入時のエレベーターや廊下の養生、駐車場の利用など、共用部分の使用についても許可を得るようにしてください。

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今回はキッチンのリノベーションのポイントについてご説明しました。

キッチンのリノベーションをすると毎日が快適になり、暮らしの質が向上します。一方で費用や注意点など多くの確認事項があって大変ということがお分かりいただけたと思います。

キッチンのリノベーションを行うならば、いっそのことマンションの住み替えも検討してみてはいかがでしょうか。

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