リノベーション知識
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リノベーション知識
2021.11.08
「子どもが生まれた」「ペットを飼うことになった」「家で仕事をすることになった」など、リノベーションを意識するタイミングはそれぞれ。
間取りを変えたり、設備を交換したり、リノベーションは住まいをより快適にする手段です。
リノベーションにはそれなりの費用もかかるので、後々「住んでみたら不便だった」「イメージと違った」と後悔したという方も多いようです。
そこでこの記事では、失敗例からヒントを得て、後悔のないリノベーション実現のポイントを解説します。
リノベーションとは、新たな機能追加や性能向上により、物件の価値をさらに高める改修工事のことをいいます。
例えば、バスルームとバスタブを広くしたり、ジェットバスやバスオーディオなどの機能を追加することで仕事の疲れを癒せるバスルームにしたり、壁付けのキッチンをお子様を見守りながら料理のできるアイランドキッチンに変更したり。
このように、リノベーションをすることでおうち時間をより豊かにすることができます。
以下のようなケースで、リノベーションをしたいと思う方が多いのではないでしょうか。
天井、壁、床をリノベーションすることで、部屋を自分好みのテイストに変更することができます。例えば、最近では以下のようなテイストが人気を得ています。
・ホワイトベースの北欧テイスト
上品で飽きがこないシンプルさが人気。
家具などのインテリア次第で印象を大きく変えることができます。
・木材を活かしたナチュラルテイスト
天井、壁、床、すべてに木材を使用した温かみのあるテイストは、お子様のいるご家庭に人気。ヒノキやパインは「ソフトウッド」と呼ばれ、その名の通り柔らかく、肌触りが良い特徴があります。
・大人のインダストリアルテイスト
コンクリート打ちっぱなしの壁は、無機質でクールな印象をあたえてくれます。
ブラックカラーのインテリアとの相性がよく大人な空間に。
一部分だけアクセントで取り入れることで、落ち着いた空間を演出することもできます。
ライフスタイルや家族構成の変化などに伴い、今の家では暮らしにくくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。
以下のように間取りを変更することで、快適なおうち時間を過ごすことができます。
・在宅ワークを快適にする間取り
最近では在宅ワークの普及に伴い、ワークスペースが欲しいという方も急増しています。
仕事に集中できるよう間仕切りを追加したり、Web会議でも差し支えないような背景の壁にしたり、小部屋を追加するような間取り変更をしたりと様々です。
・子どもの成長に合わせた間取り
成長に合わせて、子どもの過ごす空間を模様替えしたい方も多いのではないでしょうか?
子どもが幼少期のうちはお母さんお父さんの目の届くよう、夫婦の寝室と子ども部屋は一つながりとし、小学校高学年になるタイミングで子ども部屋を独立させるなど、成長にあわせて変更しやすい間取りに設計しておくと便利です。
もし子どもが2人いる場合、一つの子ども部屋に間仕切りをして2つの個室を設けるのもおすすめです。窓や収納、コンセントなどを2部屋分用意しておくのがポイントです。
・家事の効率化をアップさせる間取り
家事時間が増えて気になるのが、家事動線です。
キッチンと洗面・浴室を近づけることで、作業効率アップにつながります。
他にも、キッチンカウンターを設けることで、料理をしながら調べものができ、子どもの宿題なども見てあげやすいというメリットもあります。
リノベーションで失敗しないために、注意すべきポイントは3つあります。
子育てのしやすい家にしたい、老後も暮らしやすい家にしたい、など、リノベーションを行う目的を明確にしておきましょう。
キッチンやバスルームなどを拡張したことにより収納スペースが少なくなってしまい、結果的に住みにくい家になってしまうことも。
リノベーションをするときは、全体のバランスも考えることも重要です。
リノベーション工事を担う業者は、それぞれ得意分野があります。
見た目ばかりを重視して乱雑な工事で済ませる業者も存在するため、その工事内容に精通している業者を選ぶことが重要です。
後悔のないリノベーションを実現させるため、実際の失敗例から得られるヒントもご紹介します。
・打ち合わせ回数の上限が設けられており、十分に満足のいく打ち合わせができなかった。このためこちらの要望を充分に聞いてもらえず、強引に工事を進められてしまった。
・営業担当と施工現場担当とのコミュニケーション不足により、要望が通じていなかった。
・施工に雑な部分や欠陥があった。
予め工事の進め方を確認し、安心して任せられる業者かどうかを判断しましょう。
・予算を感覚で決めてしまい、あとになってしわ寄せがきてしまった(老後資金等)。
・工事が長引き、ローンと家賃の二重払いの期間が長くなってしまった。
・解体後の不具合や損傷が見つかり、補修工事費用がかさんでしまった。
・オーダーメイドのキッチンを要望したら、予算を超えてしまった。
・コスト削減のためにコンセントの数を減らしたら、置きたい場所に家電を置けなかった。
・コスト削減のために、壁を作らずカーテンの間仕切りをしたが、実際に生活してみると不便だった。
オーダーメイドの部分を多くしすぎてしまうと、予算を超えてしまうことがあります。
特にキッチンは、ホームセンターなどで販売されているシステムキッチンと、オーダーメイドのオプションを取り入れたキッチンを比べると、金額の差が大きく、倍以上の費用になってしまうことも。
各設備で検討していた予算を超えてしまった場合に備え、リノベーションをする上での優先順位を決めておくと調整がしやすくなります。
しかし、コスト削減を重視しすぎるあまり、「実際に暮らしてみたら生活しにくかった」というケースもあるため、「必要なところには必要な費用をかける」といったメリハリが大事です。
また、予算を感覚で決めてしまった為、将来お金がかかる時にしわ寄せが来てしまうケースもあります。物件購入前にはライフプランを作成しながら、ファイナンシャルプランナー(FP)に住宅予算を算出してもらうのが良いでしょう。
・構造上、水回りの移動ができない。
・防音上の都合で、使用できない床材がある。
・構造上、希望の間取りが叶わなかった。
・将来売りに出すつもりだったが、資産価値が下がり売れなかった。
・慎重になりすぎて、良い物件を逃してしまった。
中古物件を購入してリノベーションを検討している方は、マンションの構造や規約も確認しておきましょう。
「壁式構造」は間取りの変更が難しい傾向があるので、梁と柱で支える「ラーメン構造」の物件を選ぶことで、間取り変更の選択肢を広げることができます。
また、マンション管理規約により「フローリングが禁止されているため、カーペットからフローリングに変更することができない」「防音の観点から、希望の材料が使用できない」など、リノベーションに制限がかかってしまうことも。
「いいな」と思う物件に対し「ここをリノベーションしたい」と思う箇所を挙げ、購入前にそのリノベーションが可能かどうかを確認しておきましょう。
・思っていたより、収納スペースが少なかった。
・入居前から使っている家具や家電を置けなくなってしまった。
・キッチンの作業台の大きさを重視したところ、冷蔵庫が開けにくくなってしまった。
・パントリーの奥行が深すぎて、使いにくかった。
・トイレを間接照明にしたら暗くて良く見えず、掃除が行き届かない。
・結局使わないスペースが出てしまった。
・子どもが成長したら、部屋が足りなくなってしまった。
リノベーション後も使用したい家具の寸法は、予め業者と共有しておきましょう。
また、「屋根裏やロフトに収納スペースを作ったけど、階段の上り下りが面倒で使わなかった」など、せっかくの収納スペースが無駄になってしまうことも。
「どこに、何を収納するのか」を決めておくと失敗を防ぐことができます。
・マンションの管理状況が甘く、耐久性・耐震性が不安。
・入居してから見えない部分の劣化が判明し、想定以上の修繕費用がかかった。
・目の前に高い建物が建ち、眺望が大きく変わってしまった。
・保証の範囲を確認していなかった。
リノベーションの保証は、会社ごとの工事保証、メーカー保証(システムキッチンやユニットバスなど)、保険法人によるリフォーム瑕疵保険などがあります。
万が一の事態に備え、保険の内容を把握し、書類はきちんと管理しておきましょう。
・トイレが寝室と近く、夜に移動する音が気になる。
・個性的な間取りにしすぎたため、借り手、買い手がつかなくなってしまった。
・間仕切りを設置したら、冷暖房の効きが悪くなってしまった。
・憧れのアイランドキッチンを設置したら、リビングが狭くなってしまった。
・キッチンの陽当たりが良すぎて、食材の保管場所に困った。
・キッチンから洗面・浴室が離れていて、家事の効率が悪くなってしまった。
・死角が多く、小さな子供を育てるのに適していなかった。
このように、希望を叶えて理想の部屋を目指したにもかかわらず、家全体のバランスが悪く、結果的に住みにくい間取りになるケースがあります。
リノベーションの内容が決まったら、部屋全体を図面に書き起こし、バランスを確認しましょう。
今住んでいる家のリノベーションを行うならば、いっそのこと住み替えも検討してみてはいかがでしょうか。
mitainaの物件はほとんどが既にリノベーション済みですので、面倒な確認事項のチェックが省けます。また、住みながら買い替えを決めたい方には、リノベーション・原状回復後の部屋のご提案をバーチャルに行うことが可能です。mitainaサイトへ無料で掲載、さらには新しい物件探しのサポートや内見のご案内、仲介、ローン計画やアフターサポートまで、すべてをカバーすることができます。
物件を購入してからリノベーションをするとなると、自分で施工業者を手配しなければならなかったり、予算をオーバーしてしまったり、カスタマイズしすぎて売却時の物件価値を下げてしまったり、と失敗のリスクが高くなってしまいます。
しかし、リノベーション済みの中古物件購入なら、予め総額が明確になっているため、失敗を防げます。中古物件を購入して別途リノベーションをするよりも、トータル金額を抑えることも可能です。
mitainaの掲載する物件では、プロの設計士が最新のトレンド・快適さにこだわって設計しているため、暮らしやすさはもちろんのこと、将来的に家を手放すことになった際にも需要のある造りになっています。
また、立地面や建物自体の観点でも、厳選したマンションのみをご紹介できるため、中長期的な資産性も重視したい方にもご好評です。
ご希望があれば、追加でリノベーションのカスタマイズやインテリアコーディネートも可能です。
・収納が充実した間取り
【参考事例】収納スペース豊富な3LDK
各部屋の収納スペースが充実している間取りです。
「リビングの収納スペースには、家族みんなが使うものを」「各部屋の収納スペースには、その部屋の利用者のものを」と収納場所を決めておくことで、収納場所の把握、そして家族間でもプライバシーを守ることができます。
・子どもの成長にアジャストできる空間
【参考事例】二面バルコニーで風通しの良い部屋
奥の部屋との間の扉を開ければ、リビングと繋げて使用することもできる間取りです。
「子どもが小さいうちは目の届く開放的な空間がいいと思って選んだものの、子どもの成長に伴い、個室を与えてあげたくなった」というような後悔もよくありますが、この物件なら安心です。
ライフスタイルの変化に応じて使い方を変えることができる便利な造りになっています。
部屋全体を見渡すことができる、カウンターキッチンで、料理をしながらお子さんの様子を見守ることもできます。
・家事のしやすい間取り
【参考事例】洗面室~キッチン直結の便利な家事導線
キッチンと洗面室が繋がっている、家事動線を考えた間取りです。
料理と洗濯を同時に行えるため、家事の効率アップに。このように、水回りを一カ所にまとめたリノベーションも人気が増しています。
自分でリノベーションをする場合、失敗を防ぐために気を付けなければならない点が多く、根気と労力、そして時間が必要になります。
リノベーションで失敗しないためには、物件の取り扱いからアフターサポートまで相談しやすいパートナーを見つけることが重要です。
プロが設計したリノベーション済み物件なら、快適な暮らしを実現することができます。
住み替えや、おしゃれなリノベーションマンションの購入をご検討の方はぜひmitainaにご相談ください!
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最終更新日:2022年1月7日
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