内装・間取り
3LDKのマンションで4人家族が暮らせるレイアウトと間取り|60平米の事例とリノベーション費用をご紹介
2021.09.05
内装・間取り
インテリア・暮らし方
2021.09.26
「2LDKは1人暮らしにはもったいないかな」
「子どもと暮らすためにはどのようなレイアウトをすればいいんだろう」
「2LDKで快適に生活できる家具の配置を知りたい」
2LDKは、1人暮らしからカップル、ファミリーにまでおすすめできる間取りですが、快適な暮らしをするためには家具の配置やレイアウトが鍵を握ります。
しかし、どのようなことに気を付けて家具を配置すればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。家具を購入後に後悔するのは避けたいものです。
そこでこの記事では、失敗しないための家具のレイアウトのポイントと、それぞれの世帯に合わせたレイアウト事例を解説します。
この記事を読めば、2LDKでのレイアウトがわかり、具体的な生活をイメージできるようになります。ぜひ住まい選びの参考にもしてみてください。
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2LDKは具体的にどのような間取りなのでしょうか。
「L」はリビング(居間)、「D」はダイニング(食事をする場所)、「K」はキッチン(台所)を指します。「2LDK」はこの3つが一緒になっている部屋以外に、もう2部屋がある間取りです。
似た間取りで2DKもありますが、リビングがないので2LDKよりはコンパクトな造りです。
なお、DKとLDKの広さは基準が定められています。
2DK、2LDKのように2つ以上居室がある場合、DKの広さは6畳以上、LDKは10畳以上と決められているのです。
このように広さのある2LDKは、部屋の用途を多彩に設定できます。そのため1人暮らしからファミリーにまで使い勝手がよい間取りとなっています。
1人暮らしの人にとって十分の広さの2LDK。スペースがゆったりあるので、レイアウトも自由自在にできます。
例えば1部屋を寝室にするとした場合、残りの1部屋を趣味の部屋にしてはいかがでしょうか。生活スペースと区切られた部屋で作業に没頭できます。また仕事部屋に使えば、オンとオフの区別がつき、メリハリがついた生活ができます。
また、服が好きな人はウォークインクローゼットにしたり、友達や家族が泊まりに来るときの部屋に使ったり、アイデア次第でいくらでも工夫できますね。快適な1人暮らしをエンジョイできること間違いなしです。
2LDKはキッチンや寝室のような生活空間のほかに、自由な空間が取れるのが魅力です。1室を寝室にして1部屋を仕事部屋や趣味の部屋にできたり、2人それぞれに部屋を作ったり、ライフスタイルに合ったレイアウトが可能です。
2人で暮らしていても、ときには1人になりたいこともありますよね。LDKでは2人で和やかに過ごしたり、友達を呼んで食事をしたり、楽しいひとときを過ごせます。一方、1人の時間がほしいときは、LDK以外の部屋にこもることができます。
よって、2人暮らしのカップルや夫婦にとって、コミュニケーションを取りつつも、適度な距離感で暮らせます。狭すぎず、広すぎず最適な間取りといえるでしょう。
赤ちゃんや子どもがいる世帯にも2LDKはお勧めです。
2LDKは、ライフステージによって自由にレイアウトを変更できる間取りだからです。
例えば、子どもが小さいうちは、子育てはいつも目が届く場所で行いたいものです。LDKが10畳以上ありますので、リビングに赤ちゃんのベッドや、子どものおもちゃを置いても十分生活ができます。大人と子どもが一緒に過ごすことができて安心ですね。そして他の部屋は大人が自由に過ごす部屋にできます。
子どもが大きくなったら、1部屋は子ども部屋に、1部屋は大人の寝室にも変更可能。
このように、レイアウトを変更しながら、一つの物件に長く愛着を持ちながら暮らすこともできますね。
2LDKのレイアウトでよくある失敗をまとめました。
部屋の広さに対し家具の数が多かったり、サイズが大きすぎたりするのはよくある失敗です。特にインテリアショップでは広いスペースに家具が配置してあります。その場では素敵と思い購入しても、実際の部屋に届いてみたら大きく感じることがありがちです。そうなると部屋が狭く感じられ、圧迫感のある雰囲気になってしまいます。事前に部屋のサイズを測ってシミュレーションをしてみることが重要ですね。
収納スペースのチェックも重要です。私物の量に対してクローゼットが狭いと、収まらないものを部屋に置く必要が出てきます。私物が減らせない場合は、部屋が狭くなる分、家具のサイズをコンパクトにしたほうがよいでしょう。
良いと思える家具を次々に買い揃えてしまった結果、色やデザインなどがちぐはぐになり、統一感のない部屋になったという例もあります。家具を選ぶときには、まず部屋のスタイル(北欧風、モダン、アジアンなど)を決め、床や壁の色・素材に合った家具を選ぶと大きな失敗は防げます。
先でも述べた通り、LDKは10帖以上と決まっているため、広々としたリビングのある2LDKの家が多いですが、2つの部屋の居室のサイズは、約4畳~と、比較的コンパクトな間取りの家もあります。どんな用途に使う部屋なのかを決めたうえで、部屋探しやリノベーションを行わなければ、総合面積は広いものの、各部屋は狭くて使い辛くなってしまうこともあるので注意が必要です。
用途に合わせて、どれぐらいの広さがあると使いやすいのでしょうか?2LDKで特に使われる、寝室・子ども部屋・仕事部屋や趣味部屋の広さやレイアウトのポイントについて解説します。
ダブルベッドを置く場合、一般的なダブルベッドのサイズは約140㎝×200㎝なので、4畳以上あればベッドだけを置くことは可能です。しかし、洋服ダンスやサイドテーブルなど、他の家具を置く場合はスペースがありませんし、クローゼットのある部屋であれば、折戸や開き戸の場合は、置く場所によってはドアがベッドにぶつかってしまうかもしれません。
ダブルベッド以上のサイズを置く場合やシングルベッドを2つ置いて通路を確保したいと思う場合、ベビーベッドを置く場合であれば6畳以上ある方が余裕ができます。
大きめのベッドを置く部屋は、ベッドを置けても、搬入スペースが無いという場合もあるので、寝室までの廊下幅や、ドアやクローゼットの位置と向きを確認してレイアウトを決めましょう。
お子様がいる家庭では、子ども部屋の広さを決めるにあたって、お子様がどこで寝るかが重要になってきます。
お子様が小さなうちは親と一緒に寝るという場合は、子ども部屋の役割は、プレイルームとして使うことが多いため、おもちゃが広げられる4帖程~で充分かもしれません。子どもが転んだり、おもちゃを落としたりしても傷がつきにくいクッション性のある床が良いので、畳の部屋をプレイルームにすることも出来ます。
子ども部屋を寝室として使うような年齢であれば、6帖以上の広さがあれば、ベッドと勉強机を置いても余裕があります。クローゼットがあれば、洋服ダンスが必要ないため、さらに広く使えます。
仕事部屋として使う場合は、仕事の種類にもよりますが、パソコンひとつで出来る方にとっては、それほど部屋の広さは必要ないかもしれません。しかし、2畳もあれば仕事が出来るという方でも、仕事に関係する書類や資料、プリンターやタブレット端末などの電子機器を置くスペースが必要だったと、後悔する方は少なくありません。
作業中に必要な広さだけでなく、仕事に関わる物がどれだけあるかを確認して、収納スペースや棚を置くスペースも取り分けておきましょう。コンセントの位置を確認しておくことも重要です。コンパクトな部屋であれば、部屋にあえてエアコンを取り付けないという方も多いので、季節によって簡易的に置ける、冷暖房機器のスペースがあるかの確認も意識しておきましょう。
趣味部屋で使う場合も、趣味を楽しむ空間としてだけでなく、どんな道具や家具が必要なのか、どこにどのように収納するのかを考えて、部屋の広さを決めましょう。壁に飾りたい物があれば壁の補強に問題がないか、充分なスペースがあるか、床の広さだけでなく、壁や窓の広さや大きさも確認しておくと安心です。
お部屋で心地よく過ごせるかどうかは、家具のレイアウトにかかっているといっても過言ではありません。家具の配置一つで部屋の印象は変わってくるものです。ここからは、基本的なレイアウトのポイント4つを抑えていきます。
必要のない家具のせいで部屋が窮屈になるのは避けたいですよね。そのために自分にとって本当に必要な家具かを見極めましょう。家具を選ぶときは、まず自分が家でどんな生活をしたいか思い浮かべるのがポイントです。
例えば、
など、一日の行動や家でしたいことを想像すると、必要な家具が自然とピックアップされてくるはずです。いらないものを購入しないので、無駄な出費が抑えられるというメリットもあります。
暮らしやすい部屋にするには、人の行動に注目し、「生活動線」を考えたうえで家具をレイアウトする必要があります。
生活動線とは「家の中で人が生活するうえでの動きを線にしたもの」で、4種類に分類されます。料理や洗濯、掃除をするときの「家事動線」、お客様が来たときの「来客動線」、朝起きてから身支度して玄関を出るまでの「通勤動線」、トイレやバスルームに行くときの「衛生動線」です。
なかでも一番重視されるのが、「家事動線」です。家事は毎日の生活のなかで大きなウエイトを占めるからです。家事には、洗濯物を干すために洗濯機からバルコニーに行く、食事をキッチンからダイニングテーブルまで運ぶ、など決まった一連の動きがあります。このときに生活動線の中に大きな家具などの障害物があると、経路が複雑になり無駄な動きができてしまいます。
よって、動線内に動きの邪魔になるような家具を置かないようにすること。加えて必要な場所で必要なものが手に取れるように収納家具をレイアウトすると、効率よく動けてストレスフリーに暮らすことができるでしょう。
家具を置いてみて、「座るスペースが窮屈」「扉が開かない」では、生活に支障が出てしまいます。家具を配置する場所で何を行うか検討し、動作に必要なスペースを確保しましょう。
具体的な寸法は以下のとおりです。
横向きに通る:45cm
正面を向いて通る:60cm
正面を向いて2人がすれ違う:110~120cm
椅子を引く:75cm
椅子に腰をかける:40~50cm
ソファの横幅(1人掛け):80~90cm
ソファの横幅(2人掛け):160~180cm
座面から背面の端:90cm
リビングテーブルとソファの間隔:30~50cm
【参照】大倉祥子著「ライフスタイルを生かすマンション・インテリアの基本」 新星出版社,2009年,76~77ページ
人の通り道を作るため、家具の周りは最低でも60cmは空けておきましょう。
また、スペースに余裕がない場合は、利用頻度が低いものは置かないという決断も重要です。例えばソファの前にリビングテーブルを置かず、サイドテーブルにするなどの工夫をすれば省スペースになります。
せっかくお気に入りの家具を揃えたとしても、部屋の中にバラバラにただ配置していては、ちぐはぐで落ち着きがない雰囲気になってしまいます。まとまりを意識し、並べ方を揃えることも家具のレイアウトのポイントです。
家具は分散させて置くより、部屋の一か所にまとめて置いたほうがよいとされます。なぜなら、壁や床を見せたほうが広く見えるからです。また、部屋に入ったときにすぐ家具が見えると窮屈な印象を与えます。よってドアから離れた壁際にまとめて家具を置くようにすると、見通しがよくなり、実際よりもゆとりがある部屋に見えますよ。
また、家具は低めの高さのもので揃えると圧迫感がなくなります。背の高い家具がある場合は、なるべく奥に配置しましょう。また、奥行きがバラバラな家具を並べる場合は、前面を揃えるとスッキリして見えます。奥行がない家具を壁から離して配置し、最も奥行がある家具に合わせて置くとよいでしょう。
LDKの型には大きく分けて「L型タイプ」「I型タイプ」の2種類あります。それぞれタイプ別のレイアウトのポイントをご説明します。
さらに、LDKと他の2部屋との使いやすいレイアウトや、コーディネートのコツをご紹介します。
L型タイプのLDKは、L字の縦の部分にキッチンとダイニングを置き、L字の横の部分にリビングを配置することが一般的です。メリットは、必然的に家具の配置が決まることや、食事をするダイニングとくつろぐ場所のリビングに分かれているので、生活にメリハリがつきやすいことです。
デメリットとしては、部屋が狭く感じやすいことです。部屋から入ってきたときに外の景色が見えるように家具を配置します。そうすると「視線の抜け」を感じられて、部屋が広く見えます。また、背が高い家具は置かない、入口から一番遠い対角線上にグリーンや絵画を置いて視線が集まるポイントを作るとよいでしょう。
I型タイプのLDKは、キッチン・ダイニング・リビングが一直線に並ぶレイアウトなので、空間が広く見える、家具のレイアウトの自由度が高いことがポイントです。
デメリットとしては、家具のレイアウトの自由度が高い半面、レイアウトに悩んでしまうことがあげられます。上記「家具レイアウトのポイント」でご説明したことを参考にすると、暮らしやすいお部屋になります。また、ダイニング、リビングが一体となっているため、区別をつける必要があります。それぞれのスペースに家具をひとまとめにし、ラグを置くと空間を分けることができます。
2人暮らしや1人暮らしの方の中には、2LDKか1LDKで悩むという方も少なくありません。2LDKで探しているものの、部屋数はそれほど必要無いのではなのか、出来るだけ一部屋を広くとった方が良いのではないか、と悩んでいる方であれば、スケルトンドアや室内窓などを活用して開放的に見える間仕切りを活用することがおススメです。
また、引き込み戸のある部屋で、ドアをオープンにすることで、部屋がつながりワンルームのように使える間取りであれば、用途に合わせて、2LDKにも1LDKにも変化させて使うことが出来て便利です。
リビングが比較的狭く感じる家の場合は、バルコニーが広い家を選ぶことで、コンパクトなリビングでも明るく、広く見えますし、バルコニーを活用したアウトドアリビングのある暮らしを楽しむことが出来ます。バルコニーは、植物を育てたり、家具を置くことで、休憩したり、仕事をしたり、幅広い用途で使えるので、バルコニーが広い家を優先的に選ぶ方も少なくありません。
趣味や仕事を優先して、個室をメインで広く使うために、あえてLDKがコンパクトな物件を選ぶ場合も、窓やバルコニーが大きい物件を選ぶことで、開放的な雰囲気になります。
こちらでは、リラックスしてぐっすり眠れるようなレイアウトのポイントをご紹介します。
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ベッドですが、窓際に頭がある配置は避けたほうがベターです。窓から冷気や光、音が入ってくるので、安眠を妨げます。どうしても頭を窓に向けなくてはならない場合は、厚手のカーテンや遮光カーテンをつけると冷気や光が遮断されやすくなります。
また、ベッド周りは人が通れる幅60cmはとりましょう。ベッドを壁に寄せる場合は、壁にピッタリ寄せるのではなく、壁から最低10cmは空けるとベッドメイキングがしやすくなります。なお、クローゼットの前は90cm空けると扉の開閉がスムーズにできます。
寝具やカーテンの色は落ち着いたものを選ぶといいですね。おすすめは鎮静効果のある青やリラックス効果のある緑や大地の色である茶色です。逆に興奮作用のある赤や黄色などの明るい色は避けましょう。
ライフスタイルによって、2LDKのレイアウトも変わってきます。快適に暮らすためのレイアウトを1人暮らし・夫婦/カップル、子どものいるファミリーの2パターンに分けて紹介します。
趣味が多いと物もそれだけ増えてしまいがちです。そのため収納が多いレイアウトがよいでしょう。この物件は、ウォークインクローゼットの他にシューズインクローゼットもあるので、たくさん服や靴を持っているおしゃれな人におすすめです。またキッチンの横にも納戸があり、パントリーとして利用可能です。鍋や食料を置くスペースが広く取れるので、料理好きな人も満足できますね。
友達を呼んでホームパーティーがしたい場合は、LDKが広くとってあるレイアウトだと、大きめのダイニングテーブルやソファが置けます。この間取りでは、専用庭やテラスがあるので、気分を変えたいときにテラスにテーブルセットを置き、外で食事もできます。解放感があってみんなで楽しい時間が過ごせそうですね。
仕事で夜遅くの帰宅になったとき、帰ってきた途端に子どもが起きてしまったという経験はないでしょうか。夫または妻のどちらかの帰宅が遅い家庭には、寝室が「子どもと大人1人」「大人1人」と分けることで、眠りを妨げない部屋のレイアウトがおすすめです。こちらの例では、7.1畳の寝室にはシングルベッド2つ、4.5畳の寝室にはシングルベッド1つを置いているレイアウトです。
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LDKの隣の洋室(2)を子ども部屋にします。LDKと洋室(2)の間の扉を全開にすれば、ひとつの部屋になり広々として見えます。もしおもちゃで子ども部屋が散らかっていても、扉を閉めれば子ども部屋は隠れます。子どもが寝た後で夫婦での時間をゆったり過ごしたいときには、扉を閉めて落ち着いた環境でくつろぐことが可能です。
また、洋室(1)は9.2畳あるので、シングルベッドが2台またはキングベッドが置け、家族みんなで寝ることができます。赤ちゃんがいる家庭は、ダブルベッドとベビーベッドを置くことも可能です。
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「子どもがリビング・ダイニングで学習する」と答えた小学生の親は全体の7割(『AERA with Kids』(2017春号)より)というほど、近年は子ども部屋で勉強するよりもリビングで勉強する子どもが増えています。
この間取りの「DEN」とは「書斎などの小部屋」を指します。ダイニングテーブルで勉強をすると、炊事中の音で集中力を削がれることあります。しかし、小部屋は一定の距離があるので、静かな環境で学習できます。そのうえキッチンから子どもの様子を見られるので、親子がコミュニケーションを取りながら学習を進めることもできますね。
同じ2LDKの間取りでも、世代によって使い方やレイアウトに違いがみられます。ここでは、世代ごとの2LDKの使い方の違いや、使いやすい間取り選びのポイントをご紹介したいと思います。
若い世代の一人暮らしで2LDKに住む場合、一部屋は寝室として、もう一部屋の使い方として多いのは、ウォークインクローゼットです。
さらには、体力造り用のトレーニングルームとして使うケースなど、趣味室として取り分けている方も少なくありません。トレーニングルームにする場合はマシーンや、体を動かす音が下階に響きやすいので、音楽、映像を楽しむ趣味部屋を含め、部屋のひとつが防音室になっている物件を探すか、防音リフォームを行うと安心です。
また、観葉植物専用の空間や、犬や猫などのペット、温度管理が重要となる熱帯魚や虫を飼うなど、ペット専用の部屋にして温度管理がしやすいようにしているお宅もあります。2LDKであれば、人間の居住空間と分けることが出来て便利です。
シニア世代では、一部屋を寝室、もう一部屋は、子どもや孫、友人が泊まれるようにゲストルームにしているケースが多いようです。
さらに、ひと部屋を寝室として使うという点では、若い世代が寝室を独立した部屋にレイアウトするのに対し、シニア世代では、リビングと隣接した部屋や、リビングの一角に畳の部屋を設けるなど、移動距離が少なく、すぐに水回りが使える場所に設けるケースが多くみられます。
特に、一部屋は畳にして、昼寝をしたり、将来的にはベッドを設けられるようにしたりしている方は少なくありません。LDKの一角にベッドを置けるようにしておくことで、家族や親せきが集まった時に、リビングに居ながら横になったり、寝て過ごすことが多くなっても、日当たりの良い明るい空間で過ごせたりするというメリットがあります。
また、和室を寝室として使うようになるまでは、座敷があることで、来客時にイスの数を気にすることなく座ってもらえるため、人が集まりやすいという特徴があり、シニア世代では和室のある間取りが人気です。
い世代の二人暮らしで、人気の使い方は、寝室とホームオフィスとして使うパターンです。フリーランスで活躍する人が増え、家をオフィスとして使うために一部屋取り分けたり、リモートワーク部屋として使ったりしています。
仕事の拠点となるホームオフィスにする場合は、プライベート空間と離れた独立した部屋を使い、たまにリモートワークで使うだけの場合は、リビングに近く、家事スペースや趣味部屋など、普段から様々な用途に使えるユーティリティールームにしておくと便利です。
シニア世代になると、寝起きする時間がパートナーで違ってきたり、就寝中に何度かトイレに起きたりするため、あえて寝室を別にするというお宅も少なくありません。その点、2LDKであれば、パートナーがそれぞれ寝室をもつことが出来ます。
各部屋、寝室にするだけではなく、シングルサイズのベッドで良いので、空いたスペースにデスクを置いて趣味を楽しめる空間にすることも出来ます。
これまで、家具のレイアウトのポイントや世帯別のレイアウトの例をご紹介してきました。
暮らしやすいレイアウトがお分かりいただけたと思います。
しかし、同じ2LDKでも、部屋の形や機能性によって使い勝手は変わってきます。家具のレイアウトも大切ですが、そもそも土台となる住居が自分のライフスタイルに合っていることが大前提です。
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最終更新日:2022年5月25日
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