中古マンション・不動産
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2023.11.24
中古マンション・不動産
2021.11.06
マンションに住みたいと考えたとき、新築と中古どちらにしようか迷う人が多いのではないでしょうか?なかには、周囲の人から「新築マンションは高い」「中古マンションは後悔するから買うな」などと助言を受け、さらに迷うこともあるでしょう。
この記事では「中古マンションは買うな」と言われている理由と合わせて、中古マンションの購入に関するメリット・デメリットをご紹介します。また、中古マンションの購入に向いている人の特徴や、後悔しない選び方も解説しますので参考にしてください。
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新築マンションと中古マンションには、購入に伴う費用や税優遇措置の違いがあります。しかし「中古マンションは買うな」と言われる理由のほとんどは「新築もしくは中古にかかわらず、そもそも引っ越しをしたこと自体に後悔した人からの助言」であることが多いようです。
つまり、中古マンションだからというわけではなく、隣人問題や日当たり、収納の量・立地など、新築や賃貸でも考えられる後悔理由が多い傾向があります。そのため、実は慎重に選べば後悔せずに済んだであろうケースが少なくないのです。
とはいえ、中古マンションにさまざまなデメリットがあるのは事実です。ここからは、中古マンションを購入するときの失敗・後悔ポイントを紹介します。
中古マンションの購入に後悔している人の、具体的な事例を見てみましょう。
中古マンションは、仲介会社の存在が欠かせません。会社側は「修繕費はどうなっている?」「リノベーションはどこまで可能?」など、素人目では分からない部分を分かりやすく解説する役割を担っています。
しかし、なかには「早く買わないと立地が良いのですぐに売り切れてしまう」「しばらく修繕の必要はないと思う」など、購入をせかしたり、具体的な説明を避けたりと曖昧な発言で乗り切ろうとする会社も少なくありません。
購入時に不満を持つと、その気持ちは引きずりがちなものです。仲介会社の説明不足により焦って購入した結果、後悔するケースもあります。
「新築マンションより購入費用を抑えられる」といったメリットに惹かれ、中古マンションの購入を検討した人も多いでしょう。しかし中には、追加のリフォームに費用をかけすぎ、結果的に新築マンションを購入した金額よりも高くなってしまうケースがあります。
「中古マンションでも自分好みにリノベーションすれば問題ない」と考えていた人が後悔するケースは、思い通りにリノベーションできない物件があることです。
ヴィンテージマンションの場合、稀にフローリング禁止という管理規約がある場合があります。またLL-45という防音床材を使用しないといけないと管理規約で定めている場合もあります。
こだわりの資材でリノベーションを行いたいと考えている人にとっては、後悔するポイントとなります。
中古マンションには、少なからず経年劣化が見られるものです。そのなかでも玄関ポーチやバルコニーなどの共用部分に適切なメンテナンスが行われているか確認する必要があります。
内見時に部屋の中のみに気を取られてしまい、廊下の壁や天井にひびが入っていることや、管理状態について十分に気が回らずに購入してしまい、後悔するケースがあります。
修繕積立金はどのマンションでも支払うべきものですが、この修繕積立金が急激に上がってしまったことに対して不満を持つ方も多くいます。場合によっては、修繕積立金が急激に上がってしまったのに、他の住人のモラルが低いため滞納額ばかりが増えてしまい、満足な修繕工事ができないといったケースもごく稀にあります。
引渡しの日時は契約時に決まるケースがほとんどですが、稀に契約直前に退去時期が延びたということを言い出す売主もいます。この場合、すでに買う気持ちになっている買主からすると、引き渡し時期の延期を受け入れるしかありません。結果として入居時期が延びることになり、購入を失敗したと思う要因となります。
「中古マンションは買うな」と後悔する人のなかには、ただ単に新築への憧れを捨てられないことも。夢の新築マイホーム購入を検討していた人が、予算の関係で中古マンションを購入することになれば些細な不満でも後悔が溢れるでしょう。
前述したように、中古マンションにはさまざまな後悔ポイントがあります。しかし、購入前の確認によって防げる事例が多いのも事実です。では、本当に中古マンションはおすすめできないのでしょうか?ここでは、中古マンションのメリットを費用・住み心地別に解説します。
新築マンションと中古マンションの購入で悩んだ際に、費用や価値で検討する人が多いでしょう。中古マンションの費用に関するメリットは以下の通りです。
中古マンションの大きなメリットは、なんといっても新築マンションより購入費用を抑えられる点です。リフォーム代が高くついたり、まれに新築よりも価格が高騰したりするケースがありますが、基本的には築年数が経つに伴い減価償却も進むので、物件価格は低減します。
そのため、あえて20年あるいは30年経ち、新築当時よりも価格が下がったときに中古マンションを購入する人も多くいます。しっかり管理されているマンションであれば、リフォーム・リノベーションを施すことで新築同然の暮らしを実現できると考えられるためです。
(ご参考)築30年のマンションのメリット等についてのトピックです。
【参考記事】中古マンションの選び方 築30年マンションがおすすめって本当?
マンションには、高く売ったり貸したりするための資産価値を意識する必要があります。ライフスタイルの変化によって住み替えを検討されている方は、できる限り資産価値を維持し、将来的に買い替えができるマンションを選びたいですよね。
住み始める瞬間から資産価値が下がる新築マンションと比べると、中古マンションは、立地や築年数にこだわれば資産価値を維持しやすくなります。買い時のタイミングを見計らいながら選ぶことで、賢い購入が叶うのが中古マンションのメリットといえるでしょう。
【参考記事】マンションの買い時はいつ頃?|2021年はマンションの買い時?
中古マンションは、費用だけでなく住み心地にもさまざまなメリットがあります。中古マンションの住み心地が心配な人は、以下のポイントを参考にしてください。
住みたい地域が限定されている場合、その地域に新築マンションが数多くあるとは限りません。東京都心においては、この傾向は強くなっています。
しかし、中古マンションであれば希望の立地内で比較的多くの選択肢を持つことが可能です。
もちろん築年数はさまざまですが、人気の立地に中古マンションが売り出されるケースが多いため、立地にこだわりたい人に大きなメリットがあるといえるでしょう。
中古マンションは、デザインが古く今のライフスタイルに設備が伴っていないと感じている人もいるでしょう。しかし、リノベーションを行うことで新築同様の空間へ変更できます。
新築マンションを選んだ方の後悔のポイントとして、「新築マンションだけど立地が気に入らない」「最新の設備だけど日当たりが悪い」といった声も聞こえます。このようなケースは、自分で解決できる問題ではないため、のちに後悔しても簡単には解決できません。条件に悩む際は、自分自身がお金で解決できない項目を重視して選ぶのがポイントです。
購入費用や立地など希望の条件を叶えつつ、不満をリノベーションでカバーできる中古マンションはまさに有力な選択肢といえるでしょう。
新築マンションであれば、購入早々にリノベーションするなんて気が引けますが、中古マンションは、管理規約の制限内であればリノベーションが可能です。
中古マンションは「内装にこだわりがある」「オシャレにカスタマイズしたい」と考える人にとって最適な物件です。立地や管理状況等、希望条件を満たした物件を選び、抑えた購入費用分でリノベーションをおこなえば「新築同様で自分好みの住み心地」を叶えられます。
新築マンションの場合は、入居開始となり、住人が住み始めるまではその雰囲気を実感できません。隣人トラブルや近隣環境に問題があり、住み心地が悪いケースも少なくありません。
もちろん、このようなケースは中古マンションでも発生します。しかし中古マンションであれば、売却者から住み心地を教えてもらえるケースもあります。また、自分の目で実査に物件を見てから購入できるため、しっかりリサーチすれば後悔が少ないというメリットがあります。
例えば内見の際に、マンション内ですれ違った住人があいさつをしてくれるだけでも、そのマンションの良い雰囲気は伝わりますし、逆にマンション内ですれ違う住人の雰囲気が悪ければ、そのマンションの印象も悪くなるかもしれません。
またマンション内に掲示されている貼り紙も重要なポイントです。マンション内のトラブルについて記載されているケースがほとんどであるため、そのマンションの雰囲気がわかります。
例えば「夜中に大きな音を出さないでください」や「ベランダでたばこを吸わないでください」といったような掲示物がある場合、そのようなトラブルを起こす人が住人の中にいるということが考えられます。
中古マンションを購入した人は、それぞれ「後悔している」「自分に合った選択ができた」など、異なる思いを抱えています。それぞれ価値観が異なるため、口コミすべてを信じることはできません。
新築に強いこだわりがなければ、中古マンションの方が価格も安く、エリア内の選択肢も多く、リノベーションの自由度が高いと言えます。しかし、自分自身が思い描く希望を明確にしていなかったり、購入時に確認を怠れば後悔ポイントが出てきてしまいます。
納得して購入できるよう、中古マンションが自分の希望を叶えられるかどうか、しっかり検討しましょう。
中古マンションの購入で後悔しない人は、以下のような思いを持つ人です。当てはまる人は、中古マンションでも快適に過ごせるのではないでしょうか。
中古マンションのメリットで解説した通り、新築マンションよりも購入費用を抑えられる傾向があります。そのため「購入費用を抑えたい」「リノベーションする予定なのでマンション自体の価格は抑えられる中古でいい」という人におすすめといえるでしょう。
マンション購入にあたり、立地を最大の条件にしている人も多いでしょう。特に自分が思い入れがあるエリアや、子供の学区や実家に近い立地など、特定のエリアに住みたいという希望を持つ人は数多くいます。
しかし、都心で人気の駅付近には、新築マンションが建ちづらい傾向があります。これは、すでにマンションやビルが建ってしまっているため、マンション建設のためのまとまった用地を仕入れる余地がないことが原因です。
つまり、都心の駅近に住みたい人にとっては、新築マンションよりも、より選択肢の多い中古マンションがおすすめと言えます。
新築マンションの内装は、デザイナーがオシャレに仕上げています。しかし、その内装が自身のこだわりに沿っているとは限りません。好みの内装にカスタマイズしたい人は、リノベーションありきでマンションを購入しても良いでしょう。
立地と費用の観点から中古マンションを選んだほうが良いと考える人も多くいますが、中古マンションは新築マンションと異なり、キッチンやユニットバスなどの水回りや、内装が古くなっています。しかしせっかく購入する新居なので、内装にも妥協したくないというのは当然の気持ちです。このような人にはリノベーション済みマンションがおすすめです。
新築マンションの内装はデザイナーがおしゃれに仕上げていますが、プロの業者が販売するリノベーションマンションであれば、新築と同様にプロの建築士が設計したおしゃれな内装の状態になった部屋を購入することができます。
またリノベーションマンションであれば、「中古マンションを購入し、リノベーションする」という選択肢と比較してもメリットがあります。
以下では具体的にメリットを見ていきましょう
「リノベーション費用も合わせて抑えたい」「リノベーションにかかる費用が分からないから不安」という人は、リノベーションマンションがおすすめです。
リノベーションマンションは、購入費用が明確なだけでなく、出来上がった内装を確認して購入できるといったメリットがあります。中古マンションを購入し、自分でリノベーション工事を行う場合、当初の見積もりから予算が大幅に上がってしあうケースもあります。リノベーションマンションの場合、このようなトラブルを避けることが可能なことに加え、リノベーション会社探しや、カスタマイズにかかる細かい打ち合わせといった時間を省くことが可能となります。
オシャレな家にリノベーションしたいと考える人のなかには、自分のセンスに自信がなかったり、イメージ通りのリノベーションになるか不安な方も多いでしょう。イメージと異なる内装になれば「中古マンションを買うべきではなかった!」と、後悔することになるでしょう。
リノベーションマンションの場合は、リノベーション済みの部屋を実際に見て購入できるため、このようなリスクがなくなります。
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☆mitainaでは東京都心のリノベーションマンションを厳選して掲載しています。mitainaにしかないオリジナルコンテンツも多数掲載していますので、是非ご覧ください。
選び方によっては、さまざまな希望を叶えられる中古マンション。後悔しないためには、以下のような選び方や注意点を意識しましょう。
中古マンションを紹介してくれる仲介会社選びは、住宅選びの軸になるといっても過言ではありません。もちろん部屋自体も重要ですが、管理体制や修繕計画や、マンション全体の資金状況の確認も大切です。
会社選びを失敗すれば、必要な情報を得られないまま購入することになり、後悔が残るでしょう。修繕積立金の滞納の有無や、管理組合が金融機関から借入を行っているかなど、具体的な質問に解答してもらえる信頼できる会社を選択しましょう。
気になる物件が見つかっても、資金計画があいまいだと、購入の過程がスムーズにいきません。特に自分が購入したい物件を購入できるだけの金額を、住宅ローンで借入れることが可能か否かについては、可能な限り早く確認することが大切です。
そもそも買えない金額のマンションを検討すること程、無駄なことはありません。
また住宅ローン控除やすまい給付金といった国の支援制度を利用したい人は、事前にどのようなマンションであれば対象になるのか、活用したい制度があれば事前に利用条件を確認しておきましょう。
住宅ローン控除にこだわり、かならず住宅ローン控除が適用になる物件を購入したいという人がいます。しかし大切なことは、その人にとって、その物件が最適かです。支援制度が適用になるかではありません。
また築古のリノベーションマンションの場合、住宅ローン控除等を使用できなかったとしても、資産価値として十分に見合う物件も多数あります。
このあたりは、不動産仲介会社にもアドバイスを求め、しっかりと判断していきましょう。
物件の細かいチェックが可能なのも、中古マンションの大きなメリットです。建物や共用部分、周囲の環境に加え、管理規約や修繕計画なども確認することが可能です。
管理規約はページ数も多いため確認が大変ですが、必ず事前に確認するようにしましょう。
「中古マンションを購入して後悔した体験談」は、ネット上にもたくさん挙げられています。しかし、なかには中古であることとは関係のない「資金計画の後悔」「引越し自体の後悔」などの口コミも多くみられます。
では「中古マンションを購入して良かった」と感じる人は、どのような意見を持っているのでしょうか?ここからは、中古マンションを購入して良かった人の体験談をご紹介します。
失敗談や後悔談には、中古マンションとは関係のないポイントが挙げられていることも多いため、実際に中古マンションを購入して良かった点を判断材料にすることがおすすめです。
「中古マンションを買うな」という人のなかには、ただ単に「立地が悪かった」「間取りが狭い」などの不満を挙げる人が少なくありません。同じく「日当たりが悪かった」「隣人と合わなかった」などの後悔ポイントも挙げる声も聴きますが、このようなことは、中古マンションに限ったことではありません。
むしろ中古マンションには中古マンションならではのメリットもあります。
後悔の無い選択をするためには、自分自身だけではなく、信頼できる知識・経験豊富な不動産仲介会社に依頼することが大切です。
いかに事前に懸念点を払しょくし、リスクやデメリットを把握しきれるかが、その後の生活をしていくうえでの後悔を防ぐことに繋がります。このためには多くの情報を提供してくれ、何故その物件が良いのか、また把握したリスクやデメリットへの対処法を一緒に考えてくれる不動産仲介会社のプロの力を利用することを忘れてはいけません。
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是非お気軽に、ご相談ください。
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最終更新日:2021年12月25日
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